街中や電車の中で、iPhoneなどスマホのディスプレイ面にヒビが入っている人を目にすることがあります。「修理には高額な費用がかかる」というイメージと共に、ショップなどに脚を運んで手続きをする時間がないということもあるでしょう。

「ショップに行かずに修理手続きができ、できれば費用を安く抑えたい! 」という人に利用したもらいたいのがドコモのケータイ補償サービスです。

iPhoneにはAppleから提供されている「Apple Care+」というサービス(有償)をつけられると共に、ドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアが行っている補償サービスを利用することができます。

今回紹介するのはドコモの「ケータイ補償サービスfor iPhone & iPad」で、このサービスを使えば、水漏れや紛失、全損(内部基板の変形・破損など)という事態におちいった際、手厚い補償サービスを受けられるというもの。

サービスを受けるには以下の2つの方法があります。 1.ケータイ補償お届けサービスセンターのフリーダイヤルへ電話する

受付時間:午前9時~午後8時(年中無休)

2.PC版「My docomo」から手続きする受付時間:24時間(年中無休)

オペレーターによる受付の場合、本人確認後、以下のフローで話が進みます。

  1. 機種、メモリーのサイズなど使用端末の確認
  2. 端末の状態、破損した日時の確認
  3. 今後の手続きの流れについての説明
  4. サービス利用料金の確認
  5. 使用端末と同一機種(iPhone 6 Plus)の在庫確認
  6. 送付先住所の確認
  7. 到着日の案内
  8. その他注意点のお知らせ

この補償サービスの特長は自宅から手続きができるという点はもちろんですが、「発送してから検査・修理」というフローではなく、「同一機種への新品交換」という点です。交換品の在庫次第ですが、早ければ翌日にでも発送。通話・通信ができないほどの損傷でなければ「手元に自分のスマホ(ケータイ)がない! 」という空白期間を作ることはありません。これも嬉しいポイントですね。

なお、ドコモのケータイ補償サービスは、1年間に2回まで利用することができ、費用は一律7,500円。ドコモポイントで支払うことも可能となっています。

注意点としては1つ。受付日を含む10日以内に交換端末にデータ移行を完了し、破損した端末を返送する必要があります。なお、補償サービスのキャンセルは、受付日を含む8日以内ならば可能です※。 ※送付を受けた交換端末が未開封であることが条件

代替品が到着したら、端末本体やご利用の手引(交換電話機の利用手順)など、同梱品を確認ください。

交換電話機の利用手順に従って、破損端末のnanoUIMを交換端末へ取り付けます。また、事前にいま使っている端末のデータ移動をする準備を行っておけば、代替品への移行はよりスムーズになることでしょう。なお、バックアップについては、ドコモのデータのバックアップ方法などを参照ください。

すべての作業が完了したら、破損端末を梱包材に包み、返送用の黄色い封筒に入れ、ポストへ投函したら手続きはすべて完了です。

今回はドコモでのケースでしたが、auやソフトバンクも独自のケータイ補償サービスを行っています。サービスの手順や方法など、各社によって差があるため、同じような内容ではありません。しかし、いずれのサービスも入っていて損をするということはないので、「もしもの時」に備えてサービスに加入してみるのはいかがでしょうか。

記事提供:gooスマホ部

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