米音楽プロデューサー、ラッパーのドクター・ドレーが、米フォーブス誌が発表した2014年度のミュージシャン長者番付でトップに輝いた。
ドレーは昨年6億2,000万ドル(約732億円)という高額の収入を上げており、この大半はビーツ・エレクトロニクス社をアップル社に売却したことによるものだという。そのドレーに大差をつけられながらもビヨンセが1億1,500万ドル(約136億円)で2位、ワールドツアーで高収入をあげたイーグルスが1億万ドル(約118億円)で3位に続いている。
そして、8,200万ドル(約97億円)で4位につけたボン・ジョヴィは、スタッフのコストを最小限に抑える効率の良さがこの収入に影響しているようで、ジョン・ボン・ジョヴィは次のように説明している。「効率を良くすることが賢いことだと思うんだよね。ツアー中にメンバー1人ずつにパーソナルアシスタントや警備員を付けたりするバンドもあるけど、俺たちなんて1人も警備を雇っていないんだ」
ボン・ジョヴィに100万ドル(約1億2,000万円)という僅差で5位につけたのは8,100万ドル(約96億円)のブルース・スプリングスティーンで、さらにジャスティン・ビーバー、ワン・ダイレクション、ポール・マッカートニー、カルヴィン・ハリス、トビー・キースがトップ10入りを果たしている。
フォーブス誌は、業界専門家の話を聞きながら、2013年6月から2014年6月におけるツアーと楽曲の売上、出版物、関連商品からの売上、広告売上、その他の事業からの収入を集計し、毎年このランキングを作成している。
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