米Googleは11日(現地時間)、iOS用「Google」アプリのバージョン5.0をリリースした。マテリアルデザインに従ってリニューアルされており、Android版と同じようにiOS版でもGoogleのサービスを存分に活用できるようになった。
新デザインでGoogleアプリは完全にマテリアルデザイン化され、アニメーションやカード、フローティングボタンなどによって、効率よく検索にアクセスし、コンテンツを閲覧できる。iPhone 6シリーズへの最適化も行われた。
新機能は3つ。Googleアプリでは検索結果のWebページやカードをアプリ内で開けるが、新たに設けられた「最近のページ」から過去に開いたWebページやカードにアクセスできる。最近のページはカードがタテにクルクルと回転するUIで、上下にスクロールしてカードをめくり、左右のスワイプでカードを削除する。最近のページやGoogle Nowなど、Google検索から離れた時には画面下部に「Googleボタン」がフロートする。設定を除いて、アプリ内では常にワンタップで新しい検索を行える。またiPhoneでは、地図、周辺のスポット、ストリートビューなどGoogleマップもアプリ内で使用できる(iPadではGoogleマップ・アプリに移動)。