KDDIは11日、「消費に関する意識・実態調査」の結果を発表した。それによると、働いている人の63%が、コンビニまたはネットショッピングで予定や目的にないものをつい買ってしまう"プチ衝動買い"の経験があることがわかった。
年代・性別で見ると、20代女性が84%で最多となり、全体的に女性の方が"プチ衝動買い"をする割合が高かった。買い物内容については、コンビニでは、店で目に付いたものや食品・飲料が多かったのに対し、ネットショッピングでは、「送料を無料にするために他のものも購入してしまう」(27歳男性・会社員)といった経験談が寄せられた。
"プチ衝動買い"経験者に、コンビニやネットショッピングの利用頻度と1回当たりの購入金額を尋ね、1カ月当たりに使う金額を算出したところ、平均は1万3,641円、年間換算では16万円以上となった。
一方、コンビニやネットショッピングでの1カ月当たりの予算(間食代・雑費含む)は、「0円~3,000円」に抑えたい人が25%、「3,000円~5,000円」に抑えたい人が16%と、予算を5,000円以下に抑えたい人が約4割を占めた。
併せて、冬のボーナスに関する調査を行ったところ、支給額は「昨年とほぼ同じ」が58%、「昨年より上がった(上がる見込み)」が24%、「昨年より下がった(下がる見込み)」が18%となった。使い方については、過半数の58%が「大部分を貯金する」と回答した。
同調査は、2014年11月20日~21日にインターネット上で行われ、20~40代の有職者500人から有効回答を得た。