タイガー魔法瓶は11日、内釜にホーロー遠赤釜を採用したIH炊飯ジャー「〈炊きたて〉tacook JPQ-A」シリーズを発表した。発売は12月21日。価格はオープンで、推定市場価格は3.5合炊きの「JPQ-A060」が税別50,000円前後、5.5合炊きの「JPQ-A100」が税別53,000円前後だ。
JPQ-Aシリーズは、内釜に新開発の「ホーロー遠赤釜」を採用したIH炊飯器。ガラス質の釉薬(うわぐすり、ゆうやく)によって熱を閉じ込め、米にまんべんなく熱を伝える。炊飯しながらおかずの調理も行える同社独自の「tacook(タクック)」機能も搭載。付属のクッキングプレートに入れた食材を、炊飯中の蒸気を利用して加熱調理する。「同時調理」専用メニューを追加したことで、冷凍食材の調理や炊き込みご飯との同時調理などが可能になった。
おいしさや便利さだけでなく、デザインにもこだわった。炊飯器はどこから見ても美しい「360°デザイン」を採用しており、インテリアに溶け込むシンプルな外観だ。モーションセンサーが人の動きを検知し、使用時にのみ必要な情報を本体に点灯させる。
サイズと重量は、JPQ-A060がW21.7×D20.6×H27.8cm/3.6kg、JPQ-A100がW24.8×D22.2×H30.7cm/4.3kg。内釜の厚さは2.5mm。カラーは白色の「ハク」、黒色の「スミ」、ピンク色の「サクラ」。サクラは内釜も本体カラーと同じピンク色を採用している。