経済産業省 資源エネルギー庁が10日に発表した石油価格調査(8日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より2.1円安い155.3円となり、21週連続で値下がりした。155円台は2013年7月22日(155.2円)以来約1年5カ月ぶり。
原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より1.2円拡大した。
都道府県別に見ると、全47都道府県で値下がりした。全都道府県での値下がりは2012年7月2日以来約2年5カ月ぶり。最も高かったのは鹿児島県の163.3円(前週165.2円)で、以下、高知県の163.1円(同168.0円)、長崎県の162.5円(同163.7円)と続いた。
ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より2円安い166.2円で、21週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より1.9円安い134.9円で、同じく21週連続の値下がりとなった。
灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より28円安い1,800円で、16週連続の値下がりとなった。