ネットプロテクションズは10日、同社が提供する後払い決済サービス「NP後払い」のユーザー数が、2014年12月5日に累計5,000万人を突破したと発表した。
「NP後払い」は、通信販売の利用者が購入した商品代金を、ネットプロテクションズが加盟店に立て替えて支払い、購入者への請求書発行から入金確認までの入金に伴う全業務を、加盟店に代わって実施する決済サービス。2002年のサービス開始以来、ユーザー数は拡大を続けており、2014年4月時点で累計4,000万人に達した後、わずか8カ月で累計ユーザー数5,000万人を突破した。
利用者は商品の受け取り後に中身を確認した上で、最寄りのコンビニエンスストア、銀行、郵便局で代金を支払うことができる。クレジットカード情報の登録が不要なため、安心して買い物を楽しむことが可能とのこと。導入実績は2万店。
同社代表取締役社長の柴田紳氏は今回の状況について、消費者のネット通販に対する危機意識の高まりを受け、後払い決済などの防衛策で安心感を求めているようだ、と分析。また、スマートフォンなどのタブレット端末の普及により、後払い決済を希望する人も増えているといい、「予想していた以上のスピードで累計ユーザー数が伸びていることは、大変喜ばしい」と話している。