米MicrosoftがWindows 8.1向けに提供しているビデオ (Xbox Video)」アプリが、最新アップデート(2.6.432.0)でMKV(Matroska Multimedia Container)形式に対応した。アプリケーションがサポートしているコーデックが含まれていれば、ほとんどのMKVファイルをビデオアプリで再生できる。

MKVは動画・音声・字幕などを1つのファイルに格納するビデオ用のマルチメディアコンテナだ。オープンソースで開発されており、違法配信されている動画によく用いられているという問題があるものの、Windows 8.1の標準アプリがMKVに対応することで合法的な動画共有の幅も広がる。Microsoftは「Windows 10」でMKVとロスレスのオーディオ圧縮方式FLAC(Free Lossless Audio Codec)を標準でサポートする計画だ。

VLC Media Playerなどをインストールすることなく、Windows 8.1のビデオアプリを使ってMKV動画の再生が可能に