ユーキャンは9日、2014年の出来事と2015年のトレンド予測などに関する意識調査の結果を発表した。それによると、2014年に起きた出来事で最も印象に残ったものは「消費税が8%にアップ」となった。

同調査は、2014年10月31日~11月1日にインターネット上で行われ、20~40代の997人から有効回答を得た。

2014年に起きた出来事で印象に残ったものを尋ねたところ、政治・経済面では、「消費税が8%にアップ」が圧倒的に多く80.2%。2位は「野々村元議員の号泣会見」で50.6%だった。一方、文化・スポーツ・自然/科学技術関連は、1位「STAP細胞騒動」63.1%、2位「御嶽山噴火」62.0%、3位「西アフリカ エボラ出血熱流行」42.5%となった。

2014年に起きた出来事のうち、印象に残ったもの【政治・経済】

2015年に話題になりそうなことを聞くと、政治・経済面は「消費税10%引き上げ」が77.9%でトップ。以下、「物価上昇」が35.0%、「配偶者控除/手当の見直し」が26.6%と続いた。文化・科学技術面の1位は「エボラ出血熱の流行」で54.4%だった。

2015年に「支出が増える」と答えた人は約半数の49.8%、「より節約に励む予定だ」と答えた人は54.8%に上った。一方、「暮らし向きが良くなる」と答えた人はわずか10.2%だった。

また、2015年に取っておくと武器になりそうな資格の1位は「ファイナンシャルプランナー(FP)」となった。