2015年1月5日にスタートする昼ドラマ『花嫁のれん』の制作発表が8日、都内で行われ、出演者の羽田美智子、矢田亜希子、野際陽子が出席した。
同ドラマは、金沢の老舗旅館を舞台に、日本が世界に誇る"おもてなしの心"を描いたホームドラマ。旅館「かぐらや」の女将を務める奈緒子(羽田)と大女将の志乃(野際)による丁丁発止なやり取りを軸に涙あり、笑いありのストーリーが展開する。2010年に第1シリーズが放送され、今回第4シリーズがスタート。奈緒子が、志乃の反対を押し切って、素人を女将に育てる「金沢女将塾」を立ち上げるところから物語が始まり、矢田亜希子が演じる真知子が「かぐらや」で女将見習いとして働くことになったことで、波乱の幕が開ける。
すでに撮影はスタートしており、今シリーズから加入した矢田は「このドラマの雰囲気を作った羽田さんと野際さんのお二人が現場を和ませていて。温かく迎えて下さって本当にうれしいです」と笑顔。「元気でパワフルで笑顔を絶やさない真知子のキャラクターには共感できますね。演じることで元気をもらえるんです。皆さんにも元気を感じてもらえれば」とアピールした。昼ドラ初出演となる矢田だが、「1日に40シーンも撮影することもあると聞かされていて、とにかく大変というイメージがありました。常に健康を維持して体力だけで頑張っていこうと覚悟しました」と意気込んだ。
矢田を迎える羽田は「ひまわりのような印象。目がキラキラしているんです。ドラマはさらにパワーアップしますよ」と話し、野際も「『長男の嫁』(TBS系 1994年)で初めて共演させていただきましたが、とにかく可愛かった。ある女優さんが『学校で一番可愛かったでしょ?』なんて妬みの言葉をかけられるほど。中身は、色々苦労もされて成長されたと思いますが、外見は全然変わらなくてバラの花のようですね」と印象を語っていた。