英国・アストンマーティンはこのほど、「DB10」を映画『007』シリーズの制作会社として有名なイオン・プロダクションとともに発表した。同モデルはパインウッド・スタジオで製作される『007』シリーズ新作に登場する。
「DB10」は、アストンマーティンのデザイン&エンジニアリング・チームがこの映画専用に社内で製作した。主人公のジェームズ・ボンドは、新作映画『Spectre』にて、再び英国のラグジュアリー・スポーツカー・ブランドであるアストンマーティンのハンドルを握る。
アストンマーティン・チーフ・クリエイティブ・オフィサーのマレク・ライヒマン氏率いるデザイン・チームは、世界で最も有名な諜報員がドライブする究極のクルマを生み出すため、同作品で監督を務めるサム・メンデス氏と密接に作業を行った。『007』シリーズとのパートナーシップは、初代「DB5」に始まり、半世紀にわたって連綿と受け継がれてきた。50周年を記念して製作された「DB10」ボンド・カーは、アストンマーティンの未来のデザインの方向性を示すものでもある。
アストンマーティンCEOのアンディ・パーマー氏は、「007シリーズとの協力関係が始まって50周年を迎える節目の年に、ジェームズ・ボンドのために製作されたこの素晴らしいスポーツカーをお披露目できることは、私たちにとって二重の喜びです」と述べている。