俳優アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにシリーズ復帰を果たす『ターミネーター』シリーズ最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』(2015年7月公開)の初映像が8日、公開され、ストーリーの一部が明らかになった。

アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりにシリーズ復帰を果たす『ターミネーター:新起動/ジェニシス』

『ターミネーター』シリーズは、ある人間の命を奪うために未来から来た殺人ロボット"ターミネーター"と、人類滅亡の未来を知った人間たちの逃亡と戦いを描くアクションシリーズ。これまでのシリーズ4作の累計興収は全世界14億ドル、日本では220億円以上を記録し、ドラマ化もされ社会現象を巻き起こした。

最新作は、『ターミネーター』『ターミネーター2』をベースに、新しい要素を盛り込んだ、続編でもリメイクでもない新起動された『ターミネーター』で、シュワルツェネッガーが『ターミネーター3』以来12年ぶりに出演する。特報では、タイムラインなどは明かされていないが若いシュワ、中年のシュワ、白髪のシュワと、3タイプのシュワ型ターミネーターが映像に登場。そして最後には、シリーズで最も知られているセリフ「I'll be back!」も披露している。

本作では、2029年、人類とマシーンたちが熾烈な戦いを繰り広げている未来から、人類反乱軍のリーダー、ジョン・コナーが、母サラ・コナーを守るために同志カイル・リースを過去に送る。『ターミネーター』同様、タイムスリップしたが、か弱いはずのサラは女性戦士に変身を遂げ、T-800は彼女の守護神となっていた。そしてカイルは、新型ターミネータT-1000に急襲されるが、サラに助けられ、『ターミネーター』のサラとカイルが正反対の関係に。少女時代のサラに起きたことが影響し、過去も未来も変わってしまったのだ。新しい戦いの中、人類滅亡へのカウントダウン「審判に日」は設定されてしまうのか。

アーノルド・シュワルツェネッガーがT-800役、イ・ビョンホンがT-1000役を演じ、サラ・コナー役はエミリア・クラーク、ジョン・コナー役はジェイソン・クラーク、カイル・リース役はジェイ・コートニーが務める。


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