エアバス(本社:仏トゥールーズ)は現地時間の12月3日、フィンエアーがA350-900を8機追加発注したことを発表した。
フィンエアーは最初にA350 XWBを選定した航空会社であり、 2015年秋には欧州で最初にA350 XWBの引渡しを受ける。フィンエアーのA350 XWBは2クラス制で297席を装備。アジアおよびアメリカへの長距離路線に導入される予定となっている。
フィンエアーは現在、合計でエアバス機を45機(A320ファミリーが30機、A330/A340が15機)運航させている。 2007年 A350-900を11機とオプションで8機発注し、ローンチカスタマーとなった。今回の発注により、同社のA350-900の合計発注数は19機となる。
A350 XWBには最新の客室を備え、ビジネス、エコノミー・クラスともにより幅広い座席を装備。A350 XWBファミリーは2クラス制の客席仕様で、最大369席を装備する最新鋭の長距離用中型航空機となっている。
胴体幅が広く、エコノミー・クラスで18インチの幅広い座席を備え、長距離を飛行する乗客にも快適な乗り心地を提供。また、燃費を25%削減する。2014年11月末時点で、世界中の40社から755機の受注を獲得している。