ASUSTeK Computerは5日、ゲーマー向けブランド「STRIX」シリーズより、仮想7.1chヘッドセット「STRIX DSP」と、ノイズキャンセリングヘッドセット「STRIX PRO」を発売した。価格はオープン、店頭予想価格はSTRIX DSPが20,000円前後、STRIX PROが15,000円前後の見込み。
STRIX DSP
「STRIX DSP」は、60mmのネオジムマグネットドライバーを搭載する密閉型ヘッドセットと、ドルビープロロジックIIxとドルビーヘッドフォンに対応するUSB DAC「USBオーディオステーション」とのセットモデル。
「USBオーディオステーション」は、PCとUSBでつなぎ、本体にヘッドセットを接続。ステレオ音源や5.1ch音源などを仮想7.1chに拡張しサラウンド再生できる。環境音の90%を軽減するノイズキャンセリング専用マイクを内蔵し、音量の調整やマイクのミュートなどの制御スイッチも搭載。FPS / RPG / レースなど、各ゲームジャンルに最適なオーディオ設定が登録されており、プリセットを選択することでゲームに合わせた音質でプレイできる。電源はUSBバスパワー、ケーブル長は1.5m。
ヘッドセット部には取り外し可能なデタッチャブルマイクを搭載。イヤーパッドは90度回転するので、持ち運ぶ際にかさばらない。インタフェースは3.5mmミニプラグ、ケーブル長は1.5m、周波数特性は20~20,000Hz、インピーダンスは32Ω、重量は320g。
STRIX PRO
「STRIX PRO」は、「USBオーディオステーション」の代わりに「コントロールボックス」が付属するモデル。「コントロールボックス」はノイズキャンセル用マイクを内蔵。環境音を取り込んでノイズキャンセルを行うことで、ヘッドセット装着時の環境音を90%軽減する。電源はUSBバスパワー、ケーブル長は1.2m。インタフェースは3.5mmミニジャック。ヘッドセット部の仕様は「STRIX DSP」とほぼ共通。