JR東日本長野支社は4日、飯山線に導入する新コンセプト列車の名称が「おいこっと」に決定したと発表した。12月23日には車両展示会を開催する。
「おいこっと」は「TOKYO」を逆から読んだもので、「東京の真逆」を表現した名称に。「『日本人のこころのふるさと』を代表するローカル線として、訪れる人すべてにやすらぎと癒しを提供したい思いと、田園風景や川、山など日本人が思い描くふるさと(田舎)をイメージしていただくため」(JR東日本長野支社)、この名称に決めたという。あわせて「雪ん子」をイメージしたキャラクターと、「いいかわ、いいそら、いいやません。」のキャッチフレーズを配した車両アイコンも公表された。
新コンセプト列車「おいこっと」は、「ふる里」をイメージした観光列車。キハ110系(2両)を改造し、古民家を思わせる内装とする。今月下旬以降、定期列車として順次導入し、2015年春からは土日を中心に、観光列車として長野~十日町間を運行する予定。なお、12月23日11~15時に飯山線飯山駅で車両展示会も開催。在来線1番ホームにて、「おいこっと」1両を展示する。