エースコックと学校法人近畿大学はこのほど、「近畿大学水産研究所監修近大マグロ使用 中骨だしの塩ラーメン」を発売した。
店舗で唯一使用していなかった骨を活用
「近大マグロ」は、近畿大学が世界で初めて完全養殖に成功した研究成果で、その研究成果を味わえる養殖魚専門料理店「近畿大学水産研究所」は昨年の開業以来、大阪・銀座両店舗で約25万人(10月末時点)の来客数を誇る。特に近大マグロは連日の完売状態だという。
同商品は、唯一店舗で使用していない骨から炊き出したエキスをスープに使用したカップラーメン。同校では、資源保護を実現する「近大マグロ」だからこそ骨まで使い切りたいと考えており、「近畿大学水産研究所」協力、監修のもとエースコックが商品化を実現した。今まで使用していなかった中骨からエキスを抽出し活用することで、資源保護を実現する完全養殖の「近大マグロ」ならではのエコ活動の展開にもつながっているという。
めんは適度な歯切れの良さがある、滑らかな丸刃のめんを採用。スープはチキンベースに、魚介のうまみをしっかり利かせた深みとコクのある塩スープとした。「近大マグロ」の中骨を使用した旨みの強いスープに鰹のうまみを合わせ、香辛料を程よく利かせることで飽きの来ない味わいに仕上げているとのこと。かやくは、焼き豚、メンマ、ねぎ、なるとに風味豊かなしょうがが入っている。
パッケージは、「近大マグロ」の中骨をイメージしたデザインとになっている。内容量89g(めん70g)で、希望小売価格は195円(税別)。