バラエティー番組『林先生の痛快!生きざま大辞典 2時間SP』(TBS系 12月10日 19:56~21:56)の収録が4日、東京・赤坂の同局で行われ、予備校講師でタレントの林修と吉田明世TBSアナウンサーが臨んだ。

『林先生の痛快!生きざま大辞典 2時間SP』の収録に臨んだ吉田明世TBSアナウンサー(左)と林修

同番組は、今年4月から深夜枠で放送しているバラエティー番組『林先生の痛快!生きざま大辞典』(毎週火曜 23:53~24:38)のスペシャル版。特番となる今回は放送枠をゴールデンに移し、MCを務める林修が、羽生善治をも虜にしたチェスの天才・ボビ・フイッシャーや世界一IQが高いマリリン・ボス・サバント、日本が世界に誇る数学者の岡潔など国内外の天才を紹介するというもの。進行役としてお馴染みの吉田明世アナが登場するほか、豪華なゲストも出演する。

この日は同番組の収録が行われ、収録の合間に報道陣の取材に応じた林と吉田アナ。林は収録の手応えを「バッチリですね。面白いところだけで、どうやって編集するのか心配なぐらいです」と自信を覗かせて「本当に中身が濃い2時間で独特の新しい面白さが伝えられると思います。特に今日は芸達者なゲストさんが多いので助けてもらいました。どちらかと言うと、僕が攻める方で吉田さんがほのぼのとした瞬間で癒してくれる。今日は上手にやってくれました」と吉田アナをはじめ共演者に感謝。番組については「やっぱり本当にすごい人は数多くないが、いるということを改めて認識させられました。でも天才だから我々とかけ離れているんじゃなく、天才だからこそ人生のヒントがたくさんあるんです。天才の生き様を紹介しますが、見ている方に自分の生き方を見直すきっかけになれば嬉しいですね」とアピールした。

そんな林をレギュラー番組から間近で見ている吉田アナは「林先生は天才ですよ。林先生の説明力や説得力には毎回驚かされます。時間がない中、たくさんの人の生き様を頭に入れてプレゼンするわけですから。私だったら絶対に無理です!」と賞賛すると、林は照れながらも「俺は天才じゃない!芸人さんには勝てないですよ。本を読んで情報を整理して話をするのは僕の得意分野なだけですから」と否定し、吉田アナに「TBSのこれからを担うホープとして物凄い番組に出ていますから、身体に気をつけて健康管理だけしっかりして楽しく参加していただければ十分です」と気遣う場面も。また、新語・流行語大賞(2013年に「今でしょ!」で年間大賞を受賞)の先輩として先日「ダメよ~ダメダメ」で年間大賞を受賞した日本エレキテル連合に「芸人さんが獲ると翌年消えるジンクスを気にされていますが、本当にそんなものに振り回されないで面白いネタを見せてください!」とエールを送り、「今でしょ?僕はそろそろ消しておかないと(笑)」と苦笑いを浮かべていた。