最初はその気がなかったのに、いつの間にか相思相愛の関係になってしまったというパターンがあるのも恋愛の興味深いところ。気がなかったはずの人と知り合ううちに「あれ? いいかも」と恋人候補・または恋人になった経験談と理由を、マイナビニュース会員の女性400名に訊ねてみました。
Q.気の無い人と知り合ううちに「あれ?いいかも」と恋人候補・または恋人になったことはありますか?
・ある 33.0%
・ない 67.0%
Q.あると回答した方、それはなぜですか?理由や経験を教えてください
■相手の魅力に気づいた
・「会社の先輩で最初はあいさつするだけで見た目も全く興味がなかったが、次第に話す機会が多くなり、話をしているうちに、性格に惚れてしまった」(33歳/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「合コンで恋愛対象にはならないと思っていた不思議なキャラクターの人にデートに誘われ、興味本位で会ったら、かなり仕事のできる人だった。それなのに中学生の男の子みたいに顔を真っ赤にして告白してきてそのギャップに落ちた」(28歳/マスコミ・広告/事務系専門職)
・「相手の見た目とかにとらわれすぎてて、よく考えたら性格とかは好みだったから」(41歳/アパレル・繊維/クリエイティブ職)
・「ちゃんと話したことがなく、第一印象が悪かっただけだから」(22歳/マスコミ・広告/営業職)
■価値観などで共通点や接点が多いことに気付いた
・「第一印象はタイプじゃなくても、話しているうちに意気投合して楽しいと感じることがあるから」(26歳/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「よく会話する機会があって、だんだんとその人の考え方とかが見えてきて、好きになった」(33歳/会計事務所/専門職)
・「じっくり知っていくと相手のことがよく思えたので。性格面とか信頼できる点とか」(31歳/学校・教育関連/営業職)
・「スタートの時点で興味がない人でも趣味が合うと突然印象が良くなるから」(30歳/学校・教育関連/専門職)
■一緒に居て居心地がいいと気付いた
・「無理していないから、自然体でいられるのかも」(27歳/電機/技術職)
・「一緒にいて楽だと気が付いたから」(25歳/商社・卸/秘書・アシスタント職)
・「一緒にいて居心地が良かった」(28歳/情報・IT/技術職)
・「ずっと友達だったけど、一緒に遊んでいるうちに自然と」(26歳/通信/販売職・サービス系)
■一途な想いに心動かされた
・「私の気をひこうと一生懸命なところに惹かれた」(22歳/建設・土木/技術職)
・「逃げ続けても真正面から好き! って言い続けてくれたので」(22歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「相手の自分に対する純粋な気持ちに圧倒されたから」(25歳/小売店/販売職・サービス系)
・「三回も告白された」(32歳/その他)
・「猛アプローチをされて、それが結構幸せだった」(31歳/医療・福祉/専門職)
・「こちらに気がないと分かっていても静かにずっと側にいてくれ、その都度少しずつアプローチをしてくれたため」(24歳/自動車関連/技術職)
■総評
男性と比べて女性は「気のない相手が恋人または恋人候補になった経験」をした割合が10%ほど高く、「中身を知って変わった」という回答が目立ちました。
恋愛へと発展したケースとして男性同様に多かったのが「相手の魅力に気づいた」という回答。第一印象やはじめの反応がいまひとつでも大逆転の可能性ありということを意味するので、男性は内面磨きや内面の魅力のアピールに精を出す価値が大いにありということかもしれません。
次は「価値観の共有」。男性にも多かった回答ですが、女性にとっても相手を見極める大事な要素。価値観が共有できることはもちろん、相手が人として尊敬できるか否かも恋愛関係における重要な要素なのでしょう。
また、「一緒に居て居心地がいい」と感じるのも恋愛関係への第一歩。結婚への道筋を考えたときに、相手に対して安心感や「側にいてあたりまえ感」を感じるとグラっとくるようです。
最後に男性以上に多かったのが「一途な想いに心動かされた」。80年代に一世を風靡したテレビドラマ『101回目のプロポーズ』のように、たとえ断り続けていてもなおも真摯に想い続けてくれる異性に「この人なら全身全霊で私を守り通してくれるかも」と、どこかでふと心変わりする可能性も。もちろん相手の女性がそれを「嬉しい」と感じている場合に限りますが、男性の側も諦めずにアタックし続けることで、ドラマのような大逆転もあり得るとちょっと前向きになれる回答でした。
調査時期:2014年5月21日~2014年6月3日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:女性400名
調査方法:インターネットログイン式アンケート
※写真は本文と関係ありません