経済産業省 資源エネルギー庁が3日に発表した石油価格調査(1日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.9円安い157.4円となり、20週連続で値下がりした。157円台は2014年3月3日(157.9円)以来9カ月ぶり。

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より0.1円拡大した。

都道府県別に見ると、値上がりはゼロ、横ばいは2県、値下がりは45都道府県。最も高かったのは高知県の168.0円(前週168.0円)で、以下、鹿児島県の165.2円(同166.2円)、大分県の163.8円(同164.2円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.9円安い168.2円で、20週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.8円安い136.8円で、同じく20週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より11円安い1,828円で、15週連続の値下がりとなった。