北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)は、2014年の「サンタ追跡サイト」(Official NORAD Santa Tracker)を全世界で公開した。昨年に続きスポンサーに米Microsoftが名を連ね、Internet Explorerでの閲覧が推奨されている。

「サンタ追跡サイト」は 50 年以上の歴史を持つクリスマスの定番サイトで、12月24日からNORADがサンタクロースの追跡を開始し、サンタの居場所を随時紹介していく。

サンタの追跡にはNORADのレーダーシステムを採用。地球同期軌道の人工衛星の赤外線センサーで、「『トナカイの明るい赤鼻』を簡単に探知できる」とする。このほか、映像を捉える「サンタカム」や、ジェット戦闘機も投入して、サンタを追跡していく。

サンタの位置はサイト上で確認できるほか、Google PlayやApp Store、Windows Phone、Windows 8向けに公式アプリも提供されている。また、「サンタ追跡サイト」>「NORAD 本部」>「記者会見室」では、NTSトラッキング・マップやNTSカウントダウン・クロックの埋め込みコードも公開されている。

なお、2013年は、12月24日本時間16時にサンタクロースが動き出したことをNORADが伝えている

サンタ関連の動画を視聴できる「劇場」。ジェット戦闘機でサンタクロースを追跡する様子が紹介されている

クリスマス関連の音楽を試聴できる「音楽のステージ」

NTSトラッキング・マップを埋め込んだ際に表示される画像。12月24日になると、Analytical Graphics提供のCesiumとMicrosoft提供のBing Mapsでサンタの位置情報が表示される予定