ツインバード工業は12月2日、「テレビの音が手元で聞こえるスピーカー AV-J131W」を発表した。発売は12月上旬。価格はオープンで、推定市場価格は11,000円前後(税込)。
AV-J131Wは、テレビから離れた場所でも、はっきりと音声を聞き取れるようにするスピーカーだ。人の声を中心とした帯域を強調することで、聞き取りやすくする「はっきり音」機能も搭載している。
スピーカーユニットはφ50mmフルレンジ×1で、上向きに配置。リフレクターにより、360度に音が広がる設計となっており、設置場所にかかわらず、自然な音を聞くことができる。最大出力は1W。
製品は、テレビに接続する送信機とスピーカーから構成されており、送信機はテレビのイヤホンジャックか音声出力端子に接続する。送信機とスピーカーの間は無線で接続される。到達距離は約30mだ。
送信機の電源はACアダプターを使用し、スピーカーの電源はACアダプターまたは単3形乾電池×4本を使用する。アルカリ乾電池を使用した場合、約15時間の連続使用が可能だ。オートパワーオフ機能が装備されており、テレビの電源がオフになると、10分後にはスピーカーの電源もオフになる。また、送信機が送信を止めた場合は、約5分後にスピーカーの電源がオフになる。
本体サイズは、スピーカーが約φ140×H88mmで、送信機が約W92×D75×H25mm。質量は、スピーカーが約280gで、送信機が約80g。