西武鉄道は1月25日始発から、東京都が事業主体となって進める「西武鉄道池袋線(練馬高野台~大泉学園駅間)連続立体交差事業」の一環で、石神井公園~大泉学園間付近の上り線を高架に切り換える。
高架への切換え工事は1月24日終電車後に実施。これにより、2007年度から進めてきた同事業の全線高架化が完了し、踏切3カ所が廃止となる。同事業は2011年4月に1期区間を完了し、練馬高野台~石神井公園間の高架化により、6カ所の踏切を廃止した。石神井公園~大泉学園間は2期区間にあたり、下り線は2013年11月に高架への切替えを済ませている。全線高架完了後も引き続き、2016年度の事業完了に向けて鉄道施設や側道整備などの工事を進める。