女優の鈴木京香が、11月29日に放送されたTBS系トーク番組『サワコの朝』(毎週土曜7:30~8:00)に出演し、愛人役が増えたきっかけを明かした。
『華麗なる一族』(TBS系 2007年)の高須相子役、『セカンドバージン』(NHK 2010年)の中村るい役など、これまで愛人役や不倫愛を数多く演じてきた鈴木。転機となったのは、三谷幸喜が脚本を手がけた『王様のレストラン』(フジテレビ系 1995年)で、それまでは「正妻役が多かった」という。
鈴木が同作で演じたのは、支配人の愛人になるバーテンダー・三条政子。「クールな役でしたから自分なりにクールにやろうと思ってました」「ちょっと気だるく、アンニュイに。当時やったことがない役」と説明し、劇中でのセリフ"愛人顔だから"が「すごくインパクトがあって面白かった」と当時を振り返った。
その役の評判がよかったことから、鈴木は「三谷さんのおかげで"愛人顔"が定着したというか(笑)」と感謝し、「そういう愛人役の仕事もたくさんいただくようになったんじゃないかなと思っています」と分析。「悪女や愛人は極端にいろんなことを試せる」「振り幅が大きい役」と演じる上での魅力を語った。