オウチーノ総研はこのほど、20~39歳の未婚・一人暮らしの男女175名と、20~59歳の既婚女性447名を対象に実施した「大掃除」に関する調査結果を発表した。調査期間は11月7日~10日。

既婚者4割、一人暮らし3割が毎年大掃除する

「大掃除実施率」

調査ではまず、未婚・一人暮らしの男女と既婚女性それぞれに、「あなたの家では、年末、大掃除を行いますか?」と質問したところ、既婚者の約7割が「毎年行う(40.7%)」「たいてい行う(31.8%)」と回答。一方、未婚・一人暮らしは、「毎年行う(29.7%)」「たいてい行う(32.6%)」と、およそ6割だった。

大掃除で最も億劫なのは「台所・キッチン」

「大掃除で最も億劫に感じる箇所」

大掃除で、特にどの箇所が億劫か聞いてみたところ、既婚者は「台所・キッチン(46.5%)」と回答した人が圧倒的で、次いで「窓ふき(15.9%)」「風呂(11.2%)」と続いた。

一方、一人暮らしの回答は「特になし」が4割超でトップだったが、そのほかでは、「台所・キッチン(20.6%)」や「窓ふき(11.5%)」、「居間・リビング(8.3%)」が上位となった。

「台所・キッチン」が億劫と感じる具体的な要因は、「油汚れ」と「換気扇」の掃除が大変とのこと。特に所帯を持つと、一人暮らしと比べてキッチンを使う回数が増えるため、台所やキッチンの汚れもより手ごわいものとなってしまうようだ。

大掃除への参加…旦那7割、子ども6割

「大掃除の参加について」

既婚者を対象に、「旦那様は年末の大掃除を行いますか?」と聞いたところ、「積極的に行う(25.4%)」「まぁまぁ行う(47.5%)」と、7割強が大掃除に参加していることがわかった。

一方、子どものお手伝いについても尋ねた結果、「積極的に手伝う(15.8%)」「親から言えば素直に手伝う(27.7%)」「親から言えば嫌々手伝う(19.2%)」と、大掃除を手伝っている子どもは6割強という結果となった。