マネーフォワードはこのほど、独身男女2,412名を対象に実施した「お金」に関するアンケート結果を発表した。調査期間は8月28日~9月2日。
男性は再婚に積極的、女性は消極的
独身男女に結婚したいと思うか聞いたところ、「結婚したいと思う」と答えた人の割合は、男女とも年代が上がるとともに減少し、「結婚したいと思わない」と回答した人が増加する結果となった。男女別の特徴として、20代では女性の結婚願望が男性を上回っているものの、30代以降は逆転し、女性よりも男性の方が結婚願望が強い傾向にあることがわかった。
同じ質問について「結婚歴」別で比較したところ、一度離婚を経験した男性の結婚願望はさほど変わらないが、女性は大きく低下している。また、結婚歴が複数回ある男性の2人に1人が、まだなお結婚したいと思っていることが判明。この結果から、「男性は何度でも結婚したいが、女性は再婚に対してかなり消極的であることが分かる。女性側からの熟年離婚が増えていることも原因の一つかもしれない」と調査では分析している。
女性が相手に求める平均年収は、640万円
次に、パートナーに求める年収について聞いたところ、男性の半数以上が「特にこだわりはない(57.0%)」と回答。さらに500万円以上を選択した男性の割合は、わずか7.0%だった。対して女性は、43.0%が500万円以上の年収を希望。女性の約7割が年収にこだわり、さらに平均年収640万円をパートナーに望んでいることがわかった。
貯金額は、男性が女性の約1.5倍
独身男女に貯金額を聞いたところ、男性平均646万円、女性438万円、全体平均578万円となった。年代別では、どの年代でも男性が女性を上回り、30代以降では約1.2~1.3倍の差が生じていることが明らかに。また、パートナーのためのデート代やプレゼント代等に、毎月いくらまで払えるかという質問では、男性は2万4,113円、女性は1万3,778円となり、男女間に約1万円の差があることが浮き彫りとなった。