女優の藤原紀香、川口春奈、俳優の勝村政信、EXILEのパフォーマー･AKIRA、俳優の山本耕史が、12月29日に放送される、ミステリー&エンターテインメント小説の登竜門〝『このミステリーがすごい!』大賞"の大賞受賞作家4人による書き下ろし短編小説をオムニバス形式でドラマ化した『このミステリーがすごい!～ベストセラー作家からの挑戦状～』(TBS系 21:00～)で主演を務めることがこのほど、明らかになった。

上段左から藤原紀香、川口春奈、下段左から勝村政信、AKIRA、山本耕史

原作を担当する大賞受賞作家は、大賞受賞作『チーム･バチスタの栄光』を皮切りに同作のシリーズ売上が累計1000万部を突破した海堂尊氏、大賞受賞作『さよならドビュッシー』が映画化された中山七里氏、大賞受賞作『完全なる首長竜の日』が映画化（映画タイトルは『リアル』）された乾緑郎氏、大賞受賞作でデビュー作の『生存者ゼロ』が59万部の大ベストセラーを記録した安生正氏の4人。

そして、日本映画界で活躍する4人の名監督が、映像化に挑む。海堂尊氏の作品『カシオペアのエンドロール』を担当するのは、映画『NANA』や『約三十の嘘』で知られる大谷健太郎監督、中山七里氏の作品『残されたセンリツ』は、映画『あずみ2』や『デスノート』の金子修介監督、乾緑郎氏の作品『黒いパンテル』は、映画『笑いの大学』やTVドラマ『僕の生きる道』シリーズの星護監督、安生正氏の作品『ダイヤモンドダスト』は、映画『今日、恋をはじめます』の古澤健監督が担当する。

出演者も、豪華メンバーが勢ぞろい。『カシオペアのエンドロール』は藤原紀香、川島海荷、吉田栄作、『残されたセンリツ』は川口春奈、イッセー尾形、『黒いパンテル』は勝村政信、山本裕典、城田優が出演。『ダイヤモンドダスト』では、EXILEのパフォーマー･AKIRA、山本耕史がW主演する。また、番組の案内人を又吉直樹(ピース)と樹木希林が務め、それぞれ"気弱なミステリー小説家"、"ベテラン女性編集者"に扮して、2人芝居を繰り広げる。

主演キャストからコメントも寄せられ、藤原紀香は「あふれんばかりの絶対的なオーラが必要な役なので、どんなときも凛としたたたずまいの"望月ゆかり"をとことん演じ切りたい」と大女優役に意欲を見せ、川口春奈は「今まで明るい役や元気なキャラクターが多かった分、まったく見せたことのない表情や芝居を見せられたら。複雑な気持ちや感情を大切に丁寧に演じていきたい」と初サスペンスへの期待を語った。

勝村政信は「(僕が演じる)主人公と同じように、僕も劇団に入っていました。僕の娘も18歳で、須藤さんと重なる部分がたくさんあります。なので、自分のことのようにやっています」とコメント。AKIRAと山本耕史も、「ベストセラー作家の方々と一流映画監の方々とのコラボレーションですから、僕も楽しみです」、「物語の舞台は新宿。僕の生まれ育った街が大変な事に!!……僕が今まで見た事もない新宿の風景を見せてくれるに違いない!」とそれぞれ期待感を示した。