熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!

※【爽快情報バラエティー スッキリ!!】→【スッキリ】、【情報プレゼンター とくダネ!】→【とくダネ】、【情報満載ライブショー モーニングバード!】→【バード】、【ノンストップ!】→【ノン】、【情報ライブミヤネ屋】→【ミヤネ】と略表記します

11月24日(祝)

■「芸能人のサイドビジネス。そのトレンドを振り返る」【ミヤネ】

芸能人サイドビジネスのトレンドはプロデュース業(左から神田うの、益若つばさ、千秋)

サラリーマンの視聴が見込める祝日らしい特集。サイドビジネスの原点と言えるのが、80年代のタレントショップブーム。ビートたけしの『北野倶楽部』、酒井法子の『NORI・P・HOUSE』、梅宮辰夫の『漬物本舗』などが続々出店し、特に原宿は町中がタレントショップだらけだった。なかでも断トツの人気は、Tシャツ8,558枚、下敷き1万8,086枚を売ったとんねるずらしい。確かに当時は、クラスのほとんどがとんねるずの番組を見ていた。

その後、芸能人サイドビジネスのトレンドはプロデュース業に。そのトップランナーは、年商100億の神田うの。益若つばさの年商70億、千秋の年商50億というのもスゴイ。メディアへの露出減をもろともしない売り上げで、「ママは強し」といったところか。

ちなみに、生キャラメルで億万長者になった田中義剛は、「今の方が儲かっている」という。しかし、「その詳細は来週放送」とのこと。このじらし演出に宮根誠司は、「言おうよ今! 司会してて気になる」とご立腹だった。一週間もじらされるほど、気にならないが……。

■「今年のジュノンボーイは沖縄出身の16歳! 本気度がスゴイ」【PON!】

小池徹平や溝端淳平らを輩出した若手タレントの登竜門『ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト』の最終選考会が開催された。応募総数1万3,520人からグランプリに輝いたのは、16歳の高校2年生・西銘駿(にしめしゅん)さん。出身地・沖縄の舞踊「エイサー」で沸かせた西銘さんは発表の瞬間、座り込んで驚きの表情。そして、ここからがカッコよかった。「自分がグランプリ獲って不満な方はいっぱいいると思うのですが、その全員をファンにさせるくらい芸能界で頑張ります!」と力強く宣言したのだ。沖縄から俳優を目指すために単身上京し、親戚の家に住みながらチャンスを探していたという。その芯の強さも魅力の1つなのだろう。

ちなみに、準グランプリと審査員特別賞は中学2年生の13歳。同コンテストは決してアイドルオーディションではないのだが、女性アイドル並みに低年齢化しつつある。

11月25日(火)

■「TKO木下が顔面神経麻痺に。過去には松居一代も」【ノンストップ】

顔面神経麻痺になったTKOの木下隆行

TKOの木下隆行が顔面神経麻痺を患っていたことを明かし、反響を呼んでいる。事の経緯は、木下が出演した『アメトーーク!』を見たファンが口の歪みを心配。これを受けた木下が、「TVを見て心配してくださった方々すいません。僕、軽い顔面神経麻痺になっちゃいました。発症したのが先月の末で、すぐに病院にも行って今はだいぶ良くなってきて、目や鼻から、ちょっとずつ動いてきてます」とコメントしたのだ。さらに、「たくさんの心配コメント、本当にありがとうございます! 僕は大丈夫です!」と元気にアピール。症状が軽かったのは何よりだろう。

ここで番組は20年前に顔面神経麻痺を患った松居一代を直撃。松居は「顔の右半分が動かなくなって、まばたきができなかったので、テープを貼って目を閉じさせました。よだれがたれてくるのでよだれかけもしていました。言葉を失うし、顔はお化けですし、絶望的でしたね」と壮絶に語る。現在も神経がうまくつながっていないため、目の高さが違い、前髪を上げられないらしい。顔面神経麻痺は、ストレスやウイルス感染によって起こるというからご用心を。

■「菊地亜美、『アイドリング!!!』を卒業」【スッキリ】

アイドリング!!!を卒業した菊地亜美

『アイドリング!!!』16号の菊地が卒業公演を行った。ファン以外は、ソロでのバラエティ番組出演しか知らない人が多いかもしれないが、菊地のグループ活動期間は2008年の加入から6年半にわたる。それだけに、メンバーから涙、涙……とはならなかった。何しろメンバーから贈られた言葉が「CD買ってね」「握手会待ってます」などの告知ばかりという始末。これも菊地にとっては、オイシイエールなのだろう。

菊地は最後に「これからバラエティ番組で頑張っていきたいんですけど、1週間くらい出なかったら『菊地消えたな』とか言うでしょ。だから私も頑張りますので、応援よろしくお願いします!」と宣言。彼女が去ったステージ上のスクリーンに、「明日、Yahoo!ニュース載るといいな」と映し出されると爆笑が起こった。テリー伊藤が「菊地うるさいよね」と言っていたような印象もあるが、かなりのバラエティ巧者なのだ。

11月26日(水)

■「安藤美姫が交際宣言! 相手は噂のスペイン貴公子」【ノンストップ】

突然の交際宣言が話題になった安藤美姫

10月の熱愛キス報道から1カ月、安藤が突然交際宣言した。自身のインスタグラムに、笑顔で抱き合う2ショット写真を掲載し、「今日は私達にとってとても大切な日です。私達の気持ちを皆様にお伝えしたいと思いましたので聞いて下さい。私達はお互い【愛】と【家族】を築きあげていきたいと思いました。美姫とハビエルより」とコメント。相手のハビエル・フェルナンデスもツイッターで、交際を明かしたというから結婚も視野に入っているのかもしれない。

気になるのは、昨年4月に出産した女児の存在。23歳で現役バリバリのハビエルが父となって子育てに励むとは思えない。そもそも父親が日本人なのか外国人なのかすら分からないのだが……そして元恋人のモロゾフ、恋人報道の南里康晴は、今何を思っているのか。

■「中島美嘉とバレーボール・清水が交際3年で結婚へ」【スッキリ】

中島とバレーボール日本代表の清水邦広の結婚が明らかになった。中島が「1年で一番大好き」と公言しているクリスマスに婚姻届を提出するという。

2人の出会いはバレーボール観戦。もともとバレーボールが好きだった中島と清水は意気投合し、2011年夏から交際スタート。約3年の交際を実らせたことになる。中島は今月にベストアルバムを発売したばかり。アーティストとしても、一人の女性としても節目の年になりそうだ。

11月27日(木)

■「北川景子とDAIGOに熱愛報道! ペアリングも」【ノンストップ】

熱愛が報じられた北川景子(左)とDAIGO

北川が28歳、DAIGOが36歳の8歳差交際は、今年3月ごろにスタート。2人は2011年の北川主演ドラマで知り合い、今年1月のバラエティ番組再共演で急接近。現在はDAIGOのライブに北川が度々訪れているほか、右手薬指にペアリングもしているという。

DAIGOは今月のイベント出演で、「占いで『結婚は30代後半』って言われてる」と意味深なコメントをしていたが、北川はドラマ『HERO』でヒロインに抜擢されるなど人気絶頂なだけに、結婚へのハードルは高い。スタジオでは設楽統が、「DAIGOさんステキな人だけど、『おっそう?』という感じ」と不満気な顔をしていた。ただ、顔の雰囲気と、トークのテンションは意外に合っている気もする。

■「ダル熱愛で大ショックの古閑美保を直撃!」【とくダネ】

Twitterなどで心境を吐露した古閑美保

先週、ダルビッシュ有が自ら行った熱愛宣言が波紋を呼んでいる。それは新恋人・山本聖子との恋ではなく、元カノと噂される古閑が見るからに落ち込んでいるからだ。古閑はツイッターに「その人なりにそれぞれなりに立場や環境があるので。。。私は私なりにやっぱテンション↓」「こうなったらとことんマイナスネガティヴTweetしてやる!」と書き込んだほか、突然韓国旅行へ行きながら全身に鍼を打っただけで帰国。その後も「もうあたし頑張れない」というツイートをしたり、『バイキング』の出演時に「恋愛はもうしなくていい。悲しかった出来事だらけだから。私なんか基本的に失恋しかしてない」「結婚というフレーズに吐き気がする」と話したり、自分を抑えられなくなっていた。

古閑とダルビッシュが熱愛を認めたことがなかったが、一緒にトレーニングをしていた上に、古閑はプロゴルファーも引退し、アスリートの栄養学も勉強していた。しかも山本は古閑より2歳年上の34歳で7歳の子どもがいるのだから、ショックは相当なものだろう。前日のイベント出演で芸能記者からこのことを聞かれた古閑は、曇った表情のまま無言で立ち去ってしまった。もともと古閑はぶっちゃけキャラだけに、言いたいことは山ほどあるのではないか。

■「道重さゆみがモー娘卒業! 無期限休養へ」【スッキリ】

モーニング娘。を卒業した道重さゆみ

モーニング娘。’14の道重が横浜アリーナでの卒業公演に挑んだ。25歳までの在籍期間は、歴代最長の4,329日となるだけに、感じるものがあったのだろう。道重は、「さゆみのファンの人たちは、変わっていると思います。さゆみなんかより魅力的な芸能人はいっぱいいるのに応援してくれてありがとう」と珍しく謙虚にコメント。もちろん「顔はまあかわいい方だと思うんですけど」「変な人たち、サンキュー」とらしさも見せるのも忘れない。

さらに、「私は芸能界に興味がなくて、歌やダンスが好きでもなくて、ただモーニング娘。が好きという気持ちだけでやってきました」と話して感動を誘った。だから卒業後はタレント活動ではなく、「無期限休養」なのだろう。初代リーダーの中澤裕子、師匠のつんく、田中将大&里田まい夫妻らが駆けつけたメンバーの豪華さは功績の表れか。

11月28日(金)

■「松たか子が第1子を妊娠!『静かに見守って』2つの理由」【PON!】

第1子妊娠を報告した松たか子

松が公式ホームページに直筆で、第1子の妊娠を発表。「このたび、新たな命を授かることができました。私達夫婦は今、深いよろこびでいっぱいです。出産は来春を予定しております」とコメントした。現在、妊娠6カ月であり、2007年12月の結婚から7年目での妊娠だけに、喜びもひとしおだろう。

また、「静かに見守っていただければ幸いです」という言葉には、2つの意味があるのかもしれない。1つ目は夫のギタリスト・佐橋佳幸らへの配慮。佐橋の年齢はすでに53歳であり、松以上に幸せと責任を感じているのではないか。2つ目は紅白歌合戦に出ずに、映画『HERO』の撮影には参加すること。憶測の記事は書かれたくないし、密着されても困ってしまう。


先週の西島秀俊、向井理、ダルビッシュ有という男性有名人の熱愛・結婚報道ラッシュがあったが、今週は女性版。女優の北川景子、アスリートの安藤美姫、アーティストの中島美嘉とジャンルの異なる美女の報道が流れた。

『スッキリ』では、「なぜこのタイミングで熱愛報道が連発するのか?」という話題になり、井上公造が「12月は選挙があるから」と持論を語った。しかしサンスポは「関係ない。野球がシーズンオフだし、新鮮なうちに出しただけ」、ニッカンも「それはない。どこかがやってきたらやり返さなければ、という弾の撃ち合い」、報知も「選挙とは関係ない」と全否定。例年、撮影の少ない12月の方が熱愛報道は多いだけに、「あと2~3組は出るかもしれない」という見方が有力だ。

■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。