JR尼崎駅の増設橋上駅舎が29日から供用開始され、駅ナカ店舗8店舗による商業ゾーンもオープンする。28日に同駅で報道公開が行われた。
JR神戸線とJR宝塚線、JR東西線が接続する尼崎駅では、2013年2月以降、ラッシュ時の混雑緩和を図り、より安心で快適に利用しやすい駅とするため、橋上駅舎の増設・ホーム屋根の延伸工事が行われてきた。新設橋上駅舎の延床面積は約2,700平方メートルで、新たに東改札口が設けられ、トイレや各ホームへの上下エスカレーターも設置。日常生活に密着した駅ナカ店舗を集めた商業ゾーンもあり、店舗面積は約1,000平方メートルとされている。
28日の報道公開では、商業ゾーンも含む増設橋上駅舎全体を公開。駅ナカ店舗のうち、うどん・そばの専門店「麺屋尼崎」、セルフサービスカフェ「デリカフェエキスプレス尼崎」では試食も可能だった。両店舗ともにジェイアール西日本フードサービスネットが運営し、営業時間は7~22時。その他の店舗はジェイアール西日本デイリーサービスネットが運営し、改札外から利用可能なコンビニ「セブン-イレブン ハートインJR尼崎東口改札口店」については6時から25時まで営業しているとのことだ。