マツダは28日、小型・中型トラック「タイタン」の一部商品改良を行って発売した。今回の一部商品改良では、エンジン本体の改良や補機類の刷新といった商用車における新技術の採用によって重量車モード燃費を向上し、全車が「平成27年度燃費基準達成」と「低排出ガス車」の認定を受けている。

「タイタン」(3.0Lディーゼル・2WD・標準キャビン・平ボディ・フルワイドロー・2.0t積載・デラックス)

主要モデル(平ボディのエコストップ付車)においては、新アイドリングストップ&スタートシステム「ecostop(エコストップ)」を標準装備することで、「平成27年度燃費基準+10%」を達成し、エコカー減税(自動車取得税および自動車重量税の免税)の対象となった。

その他には、ディーゼルMT車に積載状態や道路勾配を判別して自動的に馬力制御や加速度制御を行う「ECONOモード」を追加、可変容量パワーステアリングポンプの採用や6速トランスミッションギヤ比の見直しによる燃費の向上、ラジエーターグリルの刷新、インテリアのシートデザイン変更が行われている。

タイタン代表車型(DX 2WD 最大積載量2.0t)の価格は、429万1,920円~447万2,280円(東京地区の一例、いずれも税込)。