無印良品を企画・開発する良品計画は12月5日~25日、東京都渋谷区「Found MUJI 青山」にて、「日本のえんぎもの」を販売する。
全国各地から集めた、"未(ひつじ)"も用意
今回発売となるのは、日本各地へ作家を訪ね歩いて見つけた「えんぎもの」たち。子供の成長を願うもの、家の守り神として古くから伝わるもの、厄よけや魔除けの意味があるものなど、つくられた土地や使われている素材はそれぞれ異なるが、すべてに共通して「よいことがあるように」という祈りが込められている。
各地の「えんぎもの」を並べてみると、長い時間をかけて人が移動し、情報が伝播し、技術が人から人へつながる流れが見えてくるという。そんな背景を知りながら、ひとつひとつの表情を眺めていくのも楽しみ方のひとつとなる。
2015年は未(ひつじ)年。干支はその年の守り神であり、新年から家の中に干支人形を飾ることで1年間、家とそこに暮らす家族を守ってくれるといわれている。会場には、各地から集めたひつじも用意。同社では、「一足早く新年を迎える準備として、また、クリスマスのギフトとして、大切な人に祈りを込めて"えんぎもの"を贈ってみては」とコメントしている。
発売予定商品は、「三春駒(福島県)」(1,200円・税込)、「芝原人形・未(千葉県)」(2,400円・税込)、「セワ(北海道)」(500円・税込)など。販売期間は、12月5日~25日。販売場所は、「Found MUJI 青山」(東京都渋谷区神宮前5-50-6 中島ビル1~2F)。