経済産業省 資源エネルギー庁が27日に発表した石油価格調査(25日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.8円安い158.3円となり、19週連続で値下がりした。158円台は消費増税前の2014年3月17日(158.7円)以来、約8カ月ぶり。

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より0.4円拡大した。

都道府県別に見ると、値上がりはゼロ、横ばいは2県、値下がりは45都道府県。最も高かったのは高知県の168.0円(前週168.0円)で、以下、鹿児島県の166.2円(同167.0円)、長崎県の165.0円(同166.2円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.8円安い169.1円で、19週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より0.8円安い137.6円で、同じく19週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より9円安い1,839円で、14週連続の値下がりとなった。