ワコム協賛による、日本のクリエイティブシーンの活性化と未来のクリエイターを支援を目的とした「WIRED」主催のアワード「CREATIVE HACK AWARD 2014」の授賞式が行われ、グランプリ、準グランプリをはじめとした各部門賞の受賞8作品が発表された。
「CREATIVE HACK AWARD 2014」は、次世代のクリエイターを発掘し、次のステップへと進むきっかけを作ることを主たる目的としたアワード。第2回となる今回は、『「CONNECT」コネクト"つながり"を発見し、改変せよ』をテーマに、日本から発信する意味がある新しいクリエイティブを、「グラフィック(2Dおよび3D作品)」、「ムービー(実写およびアニメーションなどの動画作品)」、「アイデア(グラフィック、実写ムービー、アニメーション、3D問わず)」に加え、今年から新設された「3Dプロダクト(デザイン、実物)」の4つの部門で募った。全国各地より応募された総計364もの作品の中から、「今後日本のクリエイターに求められる資質、あるいはクリエイターが担うべき領域とは何か」という点を重要視して審査員が選考を行い、世界で通用するビジネスマインドやコミュニケーション能力の感じられる8つの作品が受賞を果たした。
栄えあるグランプリには「Morphing Cube」(大学院生・山岡潤一氏)が 、準グランプリには「わたしと私」 (専門学校生・長田淳美氏)が選出されたほか、グラフィック部門賞、ムービー部門賞、3Dプロダクツ部門賞、ベストアイデア賞、パブリック賞、ベストプレゼンテーション賞において計8名が受賞した(ワコムクリエイティブスチューデント賞は「該当者なし」)。
なお、グランプリと準グランプリ受賞者には副賞として、コンテンツ産業の成長が著しいマレーシアの「IMAGICA SOUTH EAST ASIA」、およびアジア最大級の映像制作スタジオを巡る視察旅行に招待されるのに加え、クリエイティブタブレット「Cintiq Companion」シリーズを含むワコムの液晶ペンタブレット「Cintiq」シリーズの中から、いずれか1台が贈られた。