セブン&アイ・ホールディングスは11月22日、神奈川県川崎市の「武蔵小杉」駅近くに新しい商業施設「GRAND TREE MUSASHIKOSUGI(グランツリー武蔵小杉)」をオープンさせた。
同施設は、ファッション、インテリア&生活雑貨、レストラン&カフェ、フード、ビューティ&サービスと幅広いカテゴリーのテナントが入居する商業施設。全160のテナントの中には日本初出店や新業態の店舗もある。イトーヨーカドーを核テナントとして、「西武・そごう 武蔵小杉SHOP」「アカチャンホンポ」「LOFT(ロフト)」「Francfranc(フランフラン)」「セブン美のガーデン」(ドラッグ&コスメ)、「TOWER RECORDS(タワーレコード)」など、グループの各専門店も導入する。
また、施設における利便性や回遊性も重視した独自のサービス機能も充実させた。「レストスペース」では、買い物の合間にくつろぎながら、最新のテナント情報やキャンペーン情報等をリアルタイムでチェックできる。
他にも、子ども連れに優しい施設として、乳児を連れた女性の「こうあったらいいのに」という希望を実現させた授乳スペースも設置した。子どもと家族のための多目的スペース「スマイルスクエア」や、日本最大級の屋上庭園「ぐらんぐりんガーデン」も設置ししている。
同施設のオープン日には早朝から多くの人が集まり、施設の前には開店を待つ約7,000人が列を作った。この開店前の待機列人数は、セブン&アイ史上最高人数とのこと。並んでいた人はオープンと同時に一斉に入店し、各テナントや屋上庭園、サービス施設とも多くの来場者で賑わった。オープン当日の総来館者数は12万人だったという。