アイ・オー・データ機器は26日、SeeQVaultに対応した録画用のHDD「AVHD-AUSQ」シリーズを発表した。2TBと3TBのモデルを12月上旬に発売する。希望小売価格は2TBモデルが22,100円、3TBモデルが26,600円(ともに税別)。
SeeQVaultとは、録画した番組を別のSeeQVault対応テレビやレコーダーでも再生するための規格。録画に使用したテレビやレコーダーが故障した場合でも、別のSeeQVault対応機器を用意すれば録画番組を引き継いで再生できる利点がある。
AVHD-AUSQシリーズは、内蔵HDDにパナソニックが推奨するAV用の高信頼HDDを採用。HDDは振動を吸収するゴム製の防振ダンパーで固定されている。また前面から吸気し後方から排気するエアフロー構造とファンレス設計により静音性にも優れる。24時間の連続録画にも対応する。
対応機種はパナソニック製「ビエラ」「ディーガ」、東芝製「レグザブルーレイ」など。接続機器との電源連動機能も搭載している。本体サイズはW196×D124×H43mm、重量は約1.1kg。