電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、2014年10月のPC国内出荷実績を発表した。10月のPC出荷台数は前年比33.9%減の63.2万台で、6月以降5カ月連続で前年比二桁ダウンとなった。

JEITA発表資料「2014年10月パーソナルコンピュータ国内出荷実績」

10月における全体の出荷台数は前年比66.1%の63.2万台。タイプ別の内訳は、デスクトップPCが同62.9%の18.6万台、ノートPCが同67.5%の44.6万台だった。全体の出荷台数においてノートPCの比率は70.6%を占めた。

デスクトップPCを細分化すると、オールインワン(一体型)が前年比82.7%の9.3万台、単体製品(本体のみ)が同50.8%の9.3万台。単体製品の出荷台数がほぼ半減まで落ち込んだ。

10月における全体の出荷金額は前年比70.8%の543億円。そのうち、デスクトップPCは同69.0%の163億円、ノートPCが同71.6%の380億円だった。

この統計の参加企業は、アップルジャパン、NEC、セイコーエプソン、ソニー、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、ユニットコム、レノボ・ジャパンの計10社。