SBI証券、SBIアセットマネジメント及びモーニングスター・アセット・マネジメントのSBIグループ3社はこのたび、11月28日より、ラップ型ファンド『SBIグローバル・ラップファンド(愛称:My-ラップ)』の提供を開始すると発表した。
近年、投資方針の提案から実際の商品選定・運用、その後の報告や見直しまでトータルで行う「オーダーメイド型」の投資ニーズに対応する、主に富裕層を対象とした商品として、「ラップ口座」や「ファンドラップ」が注目を集めており、その市場規模も6月末現在で、契約数、残高ともに前年同期比で2倍程度となる急成長を遂げているという。
このたびSBIグループが提供を開始する『SBIグローバル・ラップファンド(愛称:My-ラップ)』は、ラップ口座やファンドラップなどの「投資一任契約」のエッセンスを1万円から投資可能な投資信託として提供するもので、運用、助言、販売を、それぞれSBIアセットマネジメント、モーニングスター・アセット・マネジメント、SBI証券のSBIグループ3社が行う。
同ファンドは、リスクが控えめな「安定型」、比較的リスクが高く大きなリターンを狙う「積極型」の2種類のモデル・ポートフォリオを用意しており、WEBサイト上でいくつかの質問事項に答えるだけで、顧客の投資方針・リスク許容度に応じた投資信託とその組み合わせが選択できる「イージーオーダー型」の商品設計となっているという。
したがって、たとえばNISAで中長期保有する銘柄に悩んでいる人、先進的な資産運用を求める人、分散投資はしたいけれど自分でポートフォリオを管理しきれないという人など、さまざまな運用ニーズに合わせて活用できるという。また、販売手数料無料のノーロードで購入できることも同ファンドの魅力となっているとしている(SBI証券のインターネットコースの場合)。
このたびの『SBIグローバル・ラップファンド(愛称:My-ラップ)』の取扱い開始により、個人投資家の人たちに、これまで以上に魅力ある投資機会をご提供できるものと期待しているという。
SBIグループは、今後も一人ひとりに最適な金融商品を提供する「日本最大の金融商品ディストリビューター」を目指し、魅力ある商品・サービスの提供を通じて、個人投資家の投資活動を支援していくとしている。
『SBIグローバル・ラップファンド(愛称:My-ラップ)』の特長
顧客の投資方針・リスク許容度等に合致した投資信託の提供
- シンプルなナビゲーションシステムで、いくつかの質問事項に答えるだけで簡単に顧客の投資方針・リスク許容度に応じた投資信託とその組み合わせが選択できる
先進的運用手法
- モーニングスター・アセット・マネジメントの助言で、世界中のETFや投資信託の中から投資対象を選定し、機関投資家も活用するスマートベータ投資やヘッジファンド投資などの最先端の投資手法を駆使して運用する
ポートフォリオの見直し~最適な投資信託提供の仕組み~
- 経済環境や市況見通しの変化などにより、機動的に資産配分比率や投資対象ファンドを見直す。また、ポートフォリオの見直し状況などについて、四半期毎に報告を行う