アイギークは、Mac用データ復元ソフト「Data Rescue 4」日本語版の販売を、同社Webサイトを通じてのダウンロード販売を開始した。価格は12,500円(税抜)。パッケージ版の販売は12月5日よりの販売を予定している。パッケージ版の価格は16,000円(税抜)。
今回発表された、「Data Rescue 4」は、BootWell(ブートウェル)という、ブート可能なUSBフラッシュメモリの形態で提供される。BootWellは、OSが起動しないMacや、Mac本体からデータを消失した際に、BootWellドライブからシステムを起動させてアプリケーションを作動する仕様となっている。これにより、インターネットに接続できない状況や、利用しているMacにDVDドライブが付属していない場合でもデータの復元が可能となる。BootWell自体に12GBの空き容量があるので、復旧したデータを保存することも行える。ダウンロード版購入者に対しては、4GB以上のUSBフラッシュメモリを使用して、ユーザー自身でBootWellを作成できる機能を提供する。
機能面では、復旧作業のスピード化と復元率の向上したほか、見つかったファイルのプレビュー確認、復元ファイルの検索機能、RAIDからの復元などで強化が図られている。
アップグレード版の価格はメデイア付きのバージョンが10,500円(税抜)、ダウンロード版は7,500円(税抜)となっている。また、法人企業向けのITライセンス版は32,000円(税抜)、メディア付きのアップグレード版は24,000円(税抜)。教育関連向けの学校特別版(メディア付き)は14,000円(税抜)となっている。
対応OSはMac OS X 10.7.5以降。最新のOS X Yosemiteにも対応している。