熱愛・破局・事件などの芸能ゴシップを中心に、話題満載のワイドショーをイイとこ取りで紹介。これを見れば、1週間分の芸能ニュースを総ナメできる!
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11月17日(月)
■「前代未聞の報道真っ二つ! ヒデとコウはつき合っているのか?」【ミヤネ】
先週飛び込んだ中田英寿&柴咲コウの熱愛報道。両所属事務所が「プライベートなことは本人に任せています」とコメントしたため、交際は事実と思われていたが、実はスポーツ紙の報道が見事に分かれていた。スポニチと報知は「真剣交際」、ニッカンとデイリーは「友人の一人」、サンスポは「完全否定」とここまで見解が分かれることは珍しい。
これまで中田の熱愛報道をさかのぼると、滝川クリステル、相沢紗世、米倉涼子、白雪、宮沢りえ、山口もえ、香港モデル、デンマーク人モデル、中山美穂。いずれも「報道は1度だけ」なのが気になるところ。中田は飽きっぽいのか、結婚を避けるのか……。
井上公造によると、中田には自ら課している"3つの掟"があるという。それは「50m先の車に猛ダッシュで乗る」「食事は会員制の高級店」「現地集合、現地解散」。つまり撮られないようにするための涙ぐましい努力をしているのだ。そして井上は、中田と柴咲の関係を「結婚の可能性は限りなくゼロに近い」と断言した。ただそこに裏付けや根拠はなく、ただの予想だったのは残念。
■「田原総一朗、80歳の真剣交際宣言!」【ミヤネ】
注目の相手は年下……ではなく、高校時代の同級生で、「学園のマドンナだった」女性。1950年の高校1年生で同級生になり、田原は好意を抱いたが、勇気が出ず告白できなかった。その後、1987年に同窓会で再会。さらに2007年の同窓会で「美しく老いていた」彼女に心を奪われた田原が食事に誘い、交際がはじまったという。
デートは映画や歌舞伎鑑賞に加え、ニューヨーク・上海・ベトナム・ドバイなどに旅行。月2回は会っているというから、かなりの親密さがうかがえる。ただ、結婚については「そんなこと考えたら重苦しいですよ。彼女も僕も自立しているし、今の関係が続くことがとてもいい」と完全否定。田原はこれまで2度結婚し、ともに死別しているだけに、今のペースがいいのだろう。同世代だけでなく、年下世代の人々にも勇気を与える恋愛だ。
11月18日(火)
■「ラスボス・小林幸子が初の武道館公演。ニコ動も生中継!」【PON!】
小林がデビュー50周年記念コンサートを日本武道館で開催。「1964年のデビュー以来初の武道館公演」というのは意外だが、コンサート演出は小林らしくド派手だった。
紅白歌合戦で披露した巨大衣装を1公演では最大の3着もまとい、フライングも披露。さらに、ニコニコ動画で人気のゆるキャラ「こばやっしー」も登場させるなど大盛り上がりだ。
小林は「みなさんの支えがあってここまで来られた」と涙まじりに感謝。2011年以来出場していない紅白歌合戦については、「私が決めることではない。何も話せない」と語らなかったが、その顔に悲壮感はない。この日のコンサートもニコニコ生放送で中継され、4万人以上の人が視聴したという揺るぎない「ラスボス」だけに、身の振り方はいくらでもあるのだろう。
■「騒動明けのローラがネイルクイーン殿堂入り。すっかり元気」【スッキリ】
日本ネイリスト協会が選ぶ『ネイルクイーン2014』授賞式が行われた。タレント部門のローラは3年連続の受賞で、浜崎あゆみ、ベッキー、倖田來未、深田恭子に続き、5人目の殿堂入りとなる。女優部門は桐谷美玲、アーティスト部門はMay J.、モデル部門はヨンア、メンズ部門は尾上松也、スポーツ部門は安藤美姫、協会特別賞は川島なお美だった。
父親が逮捕されて以来のイベント出演だったローラは、「おばあちゃんになってもずっとネイルしていこうと思った」といつもの調子。最近変わったことを聞かれると、「声も変わってきたし、立ち振る舞いも大人っぽくなってきている気がするの!」と謎の声変わりを告白するなどショックを感じさせなかった。
11月19日(水)
■「ダルビッシュ有が突然の真剣交際宣言! 相手は6歳年上」【とくダネ】
ダルビッシュがツイッターで明かした新恋人は意外や意外、6歳年上のレスリング選手・山本聖子だった。山本は4度世界選手権を制し、あの吉田沙保里が唯一ライバルと認める実力者だ。
カメラ目線で抱き合うツーショット写真は恋人そのもので、「先々週の日曜日に撮影した写真です。2人で相談し、オープンに付き合っていくことにしました。皆さま応援よろしくお願いします」と堂々の交際宣言。世界中のフォロワーたちを驚かせた。
2人の共通点はアメリカ在住であり、ともにバツイチであること。ダルビッシュは2012年1月に紗栄子と離婚、山本はハンドボール日本代表の永島英明と今年9月に離婚した。離婚後にダルビッシュは、ゴルファーの古閑美保やフジテレビの加藤綾子アナとの交際報道があったが、自ら交際を宣言したのは初めて。山本に子どもがいることも含めて、かなりの真剣愛であることに間違いない。このまま再婚するにしても、破局するにしても、山本にはぜひ「スーパーアスリートの子どもを産んで欲しい」ような……。
■「銀幕のスター・高倉健さん逝く。11月10日という偶然」【スッキリ】
日本映画史に残る名優・高倉健さんが10日午前3時49分、悪性リンパ腫で亡くなった。葬儀は近親者のみというのが、いかにもプライベートを口にしなかった健さんらしい。亡くなってから9日目の発表も、「密葬をすませてから」という健さんの意向。「『鉄道員』の主人公のようにひっそり死にたい」と話していたようだ。
ただ、心残りは来年3月にクランクイン予定だった新作映画。生涯を終える直前まで、60年間に及んだ俳優生活への意欲が途絶えることは一度もなかった。健さんは昨年秋に、森繁久弥さん、山田五十鈴さん、森光子さんに続き、俳優として4人目の文化勲章を受章。森繁さんと森さんの命日も11月10日というから、何たる偶然か。それとも何らかの縁なのか。
11月20日(木)
■「モテ男・西島秀俊が結婚! 相手は16歳年下の元コンパニオン」【とくダネ】
「俳優で今最もモテる」と言われている西島が電撃結婚を発表した。相手は16歳年下の27歳で、自動車会社のギャラリーでコンパニオンを務めていた一般女性。熱愛報道時は“小雪似”とされていた美女だ。
西島は「かねてよりお付き合いをしてまいりました27歳の元会社員の方と近々入籍いたします。友人の紹介で知り合い、3年ほどお付き合いをしてまいりました。明るく穏やかな性格で、いつも私を支えてくれています」とコメント。彼女の経歴を聞いて「もしかしたら私もイケたかもしれない……」なんて思った女性は多いのではないか。
年内に婚姻届を提出し、挙式・披露宴は撮影のスケジュールを見て親族のみで行われる。西島はドラマ『MOZU』など仕事も絶好調だが、体作りを含めたストイックな役作りでも有名。その体調管理は彼女が手料理でしてきたというから、まさに内助の功か。
■「流行語大賞候補が決定! 会見が隆盛、芸人はアレだけ」【スッキリ】
『2014ユーキャン新語・流行語大賞』の候補50語が発表された。今年の大まかな傾向は、「STAP細胞はあります」「ゴーストライター」「号泣会見」などの衝撃会見が多いこと。いずれも言葉というより、強烈キャラが流行を生み出したとも言えるが、みなさん今はどこで何をしているのか……。
スポーツ界ではソチ五輪関連の「レジェンド」「ハーフハーフ」「ゆづ」が候補入り。その他、「ありのままで」「レリゴー」「妖怪ウォッチ」「アイス・バケツ・チャレンジ」「壁ドン」「昼顔」など納得のワードが並んだ。このところ苦戦続きの芸人ネタでは、日本エレキテル連合の「ダメよ~ダメダメ」が唯一ランクイン。ただ、浸透度の高さでは随一で、大賞を獲るかもしれない。
11月21日(金)
■「向井理と国仲涼子が来月結婚へ! 共演から交際2年半」【バード】
向井と国仲の結婚が明らかになった。来月にも婚姻届を提出するようで、挙式・披露宴は未定。国仲が3歳年上の姉さん女房となる。
2人の出会いは2012年1月期のドラマ『ハングリー!』での共演。向井が多忙ゆえ結婚話が進まなかったが、出産願望の強い国仲が35歳になったこともあり決断したという。 熱愛報道時、向井は「ないですね」と否定していたが、すでに関係者にも国仲を紹介済みであり、時期なども具体的であることから、今回は間違いないだろう。それにしても、これほどの美男美女カップルは久々だけに、美しい2世俳優の誕生が今から待ち遠しい。
■「ナベプロ芸人が幸せラッシュ! 田中とバービーが新カップル!?」【スッキリ】
ブライダルプロジェクト『ワタナベスマイルウェディング』に幸せ芸人たちが集結。フォーリンラブ・ハジメは19日に壇蜜似の女性と結婚したばかりであり、昨年11月に結婚したアンガールズ・山根良顕は夫人の妊娠4カ月を公表、Wエンジン・チャンカワイは婚活バスツアーで知り合った女性と交際1カ月半で結婚秒読み、やしろ優は笑撃戦隊・野村辰二のプロポーズ待ち状態であることを明かすなど、ラブラブムードいっぱいだ。
その中で寂しいシングルなのが、アンガールズ・田中卓志とフォーリンラブ・バービー。バービーから「私はデビュー当時からずっと待ち構えていますよ」とアプローチされた田中は、「完全に『あまっちゃった』という感じになるから!」と拒絶。バービーの気持ちはガチらしく、これを見たテリー伊藤は、「田中は金持ってるし(いいと思う)。貯金は6500万円です」と勝手に暴露していた。何だか夢のあるカップルになりそうだが……。
今週は、イケメン2人の結婚報道に尽きるだろう。何しろ2人は今月8日に発表されたばかりの「結婚したい男性芸能人」ランキングで、向井が1位、西島が2位なのだから。ちなみに、私は2人にインタビューをしたことがあるが、ともに人当たりがやわらかく、スイッチが入ると熱っぽく語りはじめるなど、男もホレる人柄の持ち主だった。芸能界には浮気や離婚の話も多いが、この2人には当てはまらない気がする。ちなみにランキング3位は福山雅治。この人はまだ安泰か……。
■木村隆志
コラムニスト、芸能・テレビ解説者、タレントインタビュアー。1日のテレビ視聴は20時間(同時視聴含む)を超える重度のウォッチャーであり、雑誌やウェブにコラムを執筆するほか、業界通として各メディアに出演&情報提供。取材歴1000人超のタレント専門インタビュアーでもあり、著書は『トップ・インタビュアーの聴き技84』など。