俳優の三浦友和が、22日に放送されたTBS系トーク番組『サワコの朝』(毎週土曜7:30~8:00)に出演し、夫婦円満の秘訣と自身のトラウマを語った。

夫婦円満の秘訣を語った三浦友和

今月20日、明治安田生命が「いい夫婦の日」(11月22日)にちなんで、「理想の有名人夫婦」のアンケート結果を発表。今年で結婚35年目を迎えた三浦友和・山口百恵夫妻が9連覇を達成した。三浦はそのことについて、「うれしくもあるんですけど、反面困るわけですよ」と戸惑いもあるようで、「いい夫婦」と自覚しながらも「違うイメージで思っていらっしゃるんじゃないかと」「ものすごく立派な奥さんで、冗談も言わない旦那…みたいなね(笑)」と世間の印象とギャップを感じているという。

「(2人は)バカさ加減の塊かもしれない(笑)」という三浦にとっての夫婦円満の秘訣は「結局、家ではバラエティしか観てませんからね」。その理由について、「ドラマを真剣に観ると、会話が無くなるんですよ」「バラエティって突っ込みどころ満載じゃないですか。だから、そこで会話が生まれるんですよ」と説明し、時には盛り上がりすぎて罵ったりすることもあるのだそう。「夫婦喧嘩はもとからしない」「機嫌が悪くなることがないんです」など、9連覇は伊達じゃないようだ。

ちなみに、結婚してよかったと思う瞬間は「日々」。今では「家に帰ることがストレス解消にもなり、気持ちが落ち着く場所であり続けてますから、それはとてもありがたいです」と妻との平穏な生活を送っている三浦だが、結婚前後は過熱するマスコミ報道で深刻なストレスを抱えていた。「どうしたらいいか分からないままずっと過ごしていましたね。相談できる相手がいなかった」と当時を振り返り、「これ(髪)、染めてますけどね」と笑顔を見せる三浦。そのストレスが原因で、28歳ごろから一気に白髪が増え始めたという。

この日の三浦は「今だから言えることです」と終始穏やかで、「夫婦関係は…まぁ、このままいけば、ちゃんと幸せに過ごせるんじゃないかと」と淡々。最近では健康のために食事にも気を使っているそうで、「今日もこれから帰って家で食べますよ」とうれしそうに語っていた。