あいの風とやま鉄道はこのほど、来年3月の開業時から使用する車両と駅名標のデザインを公表した。どちらもロゴマークに使用しているグリーンとブルーの風のイメージを生かしたデザインとなる。

あいの風とやま鉄道の車両・駅名標デザインイメージ

車両は側面のデザインを片側ずつ変え、乗降客から見て山側は富山県の豊かな自然を表現したグリーンをメインに、海側は富山湾の神秘さを表現したブルーをメインに使用。駅名標も同様に、乗降客から見て山側にグリーン、海側にブルーをあしらったデザインとする。

同社が運行する521系16編成(32両)にこのデザインを施すが、開業日の2015年3月14日時点では1編成のみ新デザインでの運行となり、その後、順次更新するという。

あいの風とやま鉄道は、北陸新幹線金沢開業にともない経営分離される並行在来線のうち、富山県内の区間(北陸本線石動~越中宮崎間)を引き継ぐ第3セクター鉄道。521系16編成と413系5編成を譲り受けて列車を運行するが、朝夕を除く時間帯は521系のみの運行となる。