日本郵便は、コカ・コーラ社と連携し、お年玉つき年賀状と「コカ・コーラ」のペットボトルがセットになった「コカ・コーラ」ハッピーギフト年賀状BOXを、全国の郵便局窓口で販売を開始した。この販売開始に合わせ、このほどセレモニーが東京・渋谷郵便局で行なわれた。

渋谷郵便局で「コカ・コーラ」ハッピーギフト年賀状BOXの販売開始セレモニーが行なわれた

コカ・コーラで「ハッピーをあげよう。」

コカ・コーラ社では現在、年末年始恒例のウインターキャンペーンを展開しており、昨年に引き続き「ハッピーをあげよう。」をテーマにデザインされた「ハッピーメッセージボトル」を期間限定で発売している。同ボトルには、ラベルに「BE HAPPY」や「WITH LOVE」などのメッセージが書かれ、キャップにもハートマークや雪だるまなどのプリントが施してある。

ギフトBOXには500mlペットボトル1本と年賀状1枚がセットになっている

今回、販売が開始された「コカ・コーラ」ハッピーギフト年賀状BOX(税込180円)は、この限定デザインの500mlペットボトルとお年玉つき年賀状1枚が1つになったもの。全国50カ所の郵便局で限定5000枚が販売される。なお、現物商品つきの年賀状の発売は初だという。 BOXに入っている年賀状にはICチップがついており、年賀状を送られた人はハッピーギフトカード対応の自動販売機で「コカ・コーラ」か「コカ・コーラ ゼロ」のいずれか1本を受け取ることができるようになっている。受け取りは2015年1月1日~2月28日まで。 若い世代に年賀状の訴求をこの販売を記念したセレモニーで日本コカ・コーラ マーケティング本部の吉田ミシャール氏は、「人々がたくさん集う機会が多い年末年始は、ギフトを贈られたり貰ったりすることがたくさんある季節。貰う喜びよりも、あげる喜びのほうが大きいかもしれません。日本の伝統行事である年賀状で、コカ・コーラの冬のキャンペーンコンセプトである『ハッピーをあげよう。』を、より多くの人に伝えていければ」と挨拶した。

日本郵便 国際事業部の西村哲氏

続いて、日本郵便 国際事業部の西村哲氏が挨拶し、「年賀ハガキに対する気付きを持ってもらうべく、いろいろな展開をしています。今回のセットは、特に若い世代に訴求したいと思っています。年賀状は挨拶という意味合いが強いが、プレゼントという要素を前面に出して新しいスタイルを提供していきたい」と、若い世代の年賀状需要に期待を寄せた。

また、「“ネットで年賀状”特設スマホサイト」では、2014年12月1日10:00~より「コカ・コーラ」ハッピーギフト年賀状の無料注文を限定30,000枚で受け付ける。こちらも、受け取った人は対応の自動販売機で「コカ・コーラ」か「コカ・コーラ ゼロ」のいずれか1本を受け取れるようになっている。

販売開始とともに、早速購入に訪れる人も

コカ・コーラだけではなく、様々な年賀状の付加価値サービスも

コカ・コーラ社 マーケティング本部の吉田ミシャール氏

日本郵便では、今回発表された「コカ・コーラ」ハッピーギフト年賀状以外にも様々な付加価値サービスを用意している。

ディズニー映画付き年賀状は、年賀状のうら面に作品名と特設サイトのURLや、シリアルコードが記載されており、受取人はもちろん、差出人もTSUTAYA TV通じて、テレビ・スマートフォン・パソコンなどで作品を鑑賞することができる。購入時に選べる作品は計3タイトルで、中には映画『アナと雪の女王』の「みんなで歌おう♪」バージョンなどがある。

アイカツ!カード付き年賀状は、「アイカツ!―アイドルカツドウ!―」と連動しており、年賀状に付いているQRコードを全国に設置されている「アイカツ!マシン」でスキャンすると「アイカツ!」を楽しむことができる。これらの年賀状は「ネットで年賀状」を通じて販売されている。

また同社では、「clip (クリップ)年賀状」を11月21日より提供を開始している。同アプリは、スマートフォン内の動画を活用し、動画付きの年賀状を簡単に作成することができる無料アプリ。年賀状を受け取った人はアプリ「Clip」をダウンロードして、QRコードにかざすと、動画を見ることができる。「clip (クリップ)年賀状」では様々なテンプレートや音楽が用意されており、だれでも簡単に操作ができるという。

このような付加価値サービスを活用して、いつもとは少し違った年賀状を大切な人に送ってみてはいかがだろうか。