初心者にとってはサポートも重要だが、「やよいの青色申告オンライン」では、「使い方ガイド・FAQ」からサポートページを参照できる。サポートページでは開業時の設定など導入に関する操作から、経理業務に関わる用語解説、よくある質問などを確認可能だ。

専門用語についても用語解説付きなので安心

そのほか、操作で行き詰まってしまうなど、慣れない経理業務ではどうしても分からないことが出てくる。そんなときはカスタマーセンターへ聞くと良い。サポートページの下部には、年間125万件を処理するカスタマーセンターへの連絡先が記載されており、専門のオペレーターから電話でサポートが受けられる。こちらはサポート付きのベーシックプラン(年額税込1万2,960円、現在キャンペーンで初年度は税込6,480円)に加入する必要はあるが、オンラインサービスながら実際にオペレーターの声を聞きながらサポートを受けられることは、初心者にとって大きな安心要素と言えるだろう。

まとめ

クラウドサービスのメリットは、面倒なインストール作業やOSによる制限などを伴わず、Webブラウザがあれば「いつでも・どこでも」利用できる点だ。また、自身の環境に合わせたソフト選定も不要なため、現在持っている機材や環境を活かすのに適切なサービスといえる。

さらに、会計ソフトは毎年のようにバージョンアップされるが、クラウドサービスであれば自分でアップデートする必要もなく、常に最新版を利用できるのも大きなメリットだ。 実際に「やよいの青色申告オンライン」を利用してみたが、操作は驚くほど簡単だ。基本的にはクリックと金額入力だけで、科目などを意識せずにデータを登録できる。初年度は無料で利用できるため、会計ソフトの切り替えを検討していたり、あるいは初めて会計ソフトの導入を検討していたりするのであれば、まずは試してみるのがいいだろう。