2015年1月2日にテレビ東京系で放送される新春ワイド時代劇『大江戸捜査網2015~隠密同心、悪を斬る!』(18:00~)の制作発表記者会見が行われ、主演の高橋克典をはじめ松岡昌宏、藤原紀香、夏菜、村上弘明が出席した。
毎年、1月2日に長時間の娯楽時代劇を放送するテレビ東京では、37作品目となる来春に高橋克典を主演に迎えた『大江戸捜査網2015~隠密同心、悪を斬る!』を放送。過去に22年間放送された長寿番組のリメイクで、23年ぶりに復活する。江戸時代を舞台に隠密同心が様々な手段を駆使し、裏にはびこる悪を切り捨てていく。
この日は役衣装で高橋らキャスト陣が勢揃い。主人公の十文字小弥太を演じた高橋は「時代劇は4本目で、江戸時代は初めてです。しかも6代目の主役という大役で緊張しましたが、素晴らしい共演者と素晴らしい京都のスタッフの方と神輿を"ワッショイワッショイ"することが出来ました」と振り返るも、1カ月半にわたる京都での撮影は相当にハードだったようで「睡眠ぐらいしか楽しみは一切ありません。本当、毎朝5時や5時半に起きて、10時、11時、12時ぐらいまで毎日やってましたよ。京都観光と言えば、撮影所の売店で子どものお土産を買っただけです」と明かし、撮影のハードさは5人が異口同音に口を揃えていた。
幼い頃に両親と同シリーズを見るのが楽しみだったという藤原紀香は、マドンナ的なキャラクターの稲妻お竜役。「時代劇は『大奥』以来8年ぶりでしたが、立ち回りや殺陣は初めてでしたので一足先にお稽古したいと言ったことを思い出します。現場にいるのが楽しくて楽しくて、こういった時代劇に参加できて嬉しかったです」と満足げ。時代劇初挑戦の夏菜は、不知火お吉役を演じているが、「私はお竜さんみたいに着物を着るわけでなく、チョンマゲにお魚屋さんをやるということで見た目に驚きましたが、撮影を重ねるごとに高橋さんから『そうしてないとお前じゃないよ』と言われて嬉しいやら悲しいやら」と苦笑いを浮かべるも「でもやっていく内にお吉に慣れてきて、自由にできました。あまり自分が出た番組を見てというタイプではないですが、宣伝したい番組になりました」と笑顔だった。