イデーショップ 日本橋店は11月21日~12月8日、パリの伝説的工房「idem(イデム)」で刷った「オリジナル・リトグラフ展(Made in Paris : IDÉE Original Lithograph Exhibition)」を開催、6人のアーティストによるリトグラフ8作品を発表する。
パリのリトグラフ工房「idem」で刷ったリトグラフを展示
「idem paris」は、1997年から運営。前身は100年以上の歴史があるパリの伝説的リトグラフ工房で、壁には名作の数々が無造作に貼られ、当時から動いている鋳鉄の印刷機も趣があり歴史を感じさせる。
ピカソ、マティス、シャガール、ブラック、ミロなどの巨匠から現代の作家まで、一世紀に渡ってパリの伝統が引き継がれている、美しいアトリエとなっている。今回の渡仏時にも、映画監督/アーティストのデイヴィッド・リンチ氏が同じアトリエで制作するなど、すべての面においてまるで夢のような環境から、これらのリトグラフは生み出されているという。
参加アーティストは、秋山花、折井淳平、笹尾光彦、サトウアサミ、前田ひさえ、レゼディション・イデー(森本直樹)の各氏。会場では、限定オリジナル・リトグラフ版画作品や製作過程の写真パネル展示をはじめ、「idem」になじみ深いパリのアーティスト、ジャン・ミシェル・アルベロラなどのリトグラフ・セレクション、さらにイデーのアートディレクターがのみの市であつめたブロカント(愛すべき古道具)も販売する。パリの空気を詰め込んだ、独特の発色のリトグラフを楽しむ機会となる。
開催期間は、11月21日~12月8日。会場は、イデーショップ 日本橋店(東京都中央区日本橋室町1-5-5コレド室町3 3F)。営業時間は、10時~21時。なお、11月21日 18時~20時には、作家を囲んでのレセプションも実施。今回の参加アーティストたちが展示会場に集い、作品のコンセプトなどを直接語る。