マツダのフラッグシップモデル「アテンザ」とSUV「CX-5」が大幅に改良され、2015年1月7日から販売される。今回の改良では、両車種ともに同社最新のクルマづくりの考え方・技術を反映させ、インテリアやエクステリア、機能性、乗り心地、安全性などの熟成と深化を図っている。

「アテンザ」(ソウルレッドプレミアムメタリック)

「CX-5」(ソウルレッドプレミアムメタリック)

両車種共通の改良点は、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」の中でもドライバーの認知支援を強化し、新世代ヘッドライトシステム「アダプティブ LED ヘッドライト(ALH)」の採用、「リア・ビークル・モニタリングシステム(RVM)」の検知範囲拡大などを実施。その他、質感高い乗り心地の実現、車内に伝わる騒音の軽減、フィット感とホールド性に優れたシートの採用、ガソリン車に走行モードが切替え可能な「ドライブセレクション」の採用などが行われている。

「アテンザ」では、フロントフェイスのフィンデザインとシグネチャーウィングのデザイン変更、リアコンビネーションランプへのLED発光シグネチャーの採用、フロントへのLEDシグネチャーウィングの採用、インストルメントパネルやセンターコンソール造形の大胆な変更なども行われている。価格は276万4,800~396万9,000円(税込)。

「CX-5」では、フロントグリルにグレーメタリックで塗装した水平基調のフィンを採用したほか、LEDヘッドランプとLEDリアコンビネーションランプの内部造形一新、ユニット内へのシグネチャーLEDランプの採用、電動パーキングブレーキ(EPB)の全車標準装備、内装への金属調加飾の採用、カーコネクティビティシステム「MAZDA CONNECT(マツダ コネクト)」の採用、各種収納スペースの容量拡大などが行われた。価格は244万6,200~348万8,400円(税込)となる。