トヨタ自動車は20日、米国・ロサンゼルスで開催される「2014年ロサンゼルスオートショー」(一般公開は11月21~30日)に、レクサスのオープンエアタイプを採用したコンセプトカー「LF-C2」を出展すると発表した。

レクサス「LF-C2」

「LF-C2」は、レクサスがめざすエモーショナルなデザインをテーマとしたデザインスタディであり、光からインスピレーションを得た外形デザインを採用。2+2シーターのGTカーで、開閉式ルーフすら存在しないオープンボディにより、自然と一体となったドライビングが楽しめるという。

エクステリアは、ボディ表面の陰影が見る角度や光の種類によって変化する造形とし、外板色には陰影の変化を際立たせる新規開発色「ゴールドイエロー」を採用。精緻に編み込まれたメッシュ形状のスピンドルグリルは、見る角度によって異なる表情を見せ、存在感を強調する5本スポークの20インチアルミホイールを装着している。

インテリアは、リヤデッキを起点としてセンターコンソールからダッシュボードまでを含めた一体感ある構成とし、タッチパッドを用いたリモートタッチを採用するなど、機能的かつシンプルなデザインとした。手によくなじむレザーステアリングと、体にフィットするシートにより、走りの楽しさをよりダイレクトに表現している。