ソニーとソニーマーケティングは20日、同社が2月に発表した10.1型のAndroidタブレット「Xperia Z2 Tablet」の機能アップデート予定を発表した。11月下旬以降の機能追加により、ハイレゾ音源の出力や、PlayStation 4のリモートプレイなどが行えるようになる。

ハイレゾ音源にも対応する

具体的なアップデート内容は、「ハイレゾ音源のヘッドホン出力対応」「PS4 Remote Playへの対応」「ホームスクリーンレイアウトの変更」「新規カメラアプリの追加」「Android OSを『4.4.4』に更新」など。

このうち、ハイレゾ音源の出力対応については、ハイレゾ対応ヘッドホンを接続してハイレゾ音源を聴けるようになる。また、同社独自の高音域補完技術「DSEE」(Digital Sound Enhancement Engine)も搭載し、圧縮音源でも最大96kHz/24bit相当にアップスケーリングして聴取可能となる。

PS4のリモートプレイは、PS4本体、Xperia Z2 Tablet、ワイヤレスコントローラー「DUALSHOCK 4」をWi-Fiで接続し、専用アプリ「PS4 Remote Play」を使うことで実現する。

このほか、カメラアプリではスタンプを表示させたままで撮影できる「ARファン」や、音声を写真に追加する「Sound Photo」などの撮影モードを追加。ホーム画面のデザインも更新され、デフォルトの表示アイコン数の変更、ホーム画面の下段アイコンの固定などが行われる予定だ。

対象製品は「SGP512JP」「SGP511JP」。アップデートは11月下旬以降に提供される。