アウディ ジャパンは、「A4」シリーズの頂点に位置する高性能モデル「RS 4 アバント」をベースにした限定車「RS 4 アバント Nogaro selection」を、全国のアウディ正規ディーラーネットワークを通じて発売する。
RSモデルは、アウディAGの100%子会社「quattro GmbH」が手がける高性能スポーツモデル。同社はドイツ・ネッカーズルムに本拠地を置き、「R8」やRSモデルの製造を行っている。3世代目となる現行の「RS 4 アバント」は、最高出力450PSを発揮する4.2リットルV8 FSIエンジンを搭載。トランスミッションには7速Sトロニックを組み合わせ、優れた動力性能と高次元のコンフォート性能、燃費性能を兼ね備えている。
今回発売された「RS 4 アバント Nogaro selection」は、1994年に発売されたRSモデルの第1号車「アバント RS 2」の誕生20周年を記念して設定された限定車。車名の「Nogaro(ノガロ)」はフランス南西部にあるサーキットの名称で、当時、「アバント RS 2」がフランスのツーリングカー選手権に参戦し、このサーキットで勝利したことに由来する。
エクステリアは、ボディカラーに「アバント RS 2」をほうふつとさせるノガロブルーを設定。カーボンデザインパッケージを装着し、シングルフレームグリルやラジエーターグリル、ウインドウフレームなどはハイグロスブラック仕上げに、ルーフレールはマットブラックとなっている。スポーツエグゾーストシステムなども装着している。
インテリアは、シート座面や背面、ドアの内張りにブルーのアルカンターラを配したスポーティなデザイン。フラットボトムステアリングホイールはブルーのステッチ入りとなり、ブルーカーボンファイバーインレイやAudi exclusiveフロアマット、専用シフトレバーやドアシルプレートも採用されている。レッドブレーキキャリパーを装着し、スピードリミッターの設定は時速280kmにまで高められている。
価格は1,472万円(税込)で、17台の限定販売となっている。