ペット可物件を紹介するポータルサイト「しっぽ不動産」では、東京都大田区の「猫付きマンション」を案内している。
猫付きマンションとは
「しっぽ不動産」は、飼い主のいない猫の保護や飼育希望者への譲渡などの活動を行う「東京キャットガーディアン」がプロデュースする、ペット可物件を紹介するポータルサイト。同サイトでは、通常のペット可の物件のほか、「猫付きマンション」も案内している。
「猫付きマンション」とは、保護されている猫たちを、保護猫カフェから預かり、一緒に暮らすことができるマンションのこと。猫を飼うのはもちろん強制ではなく、入居者の自由。猫を希望した入居者は、キャットガーディアンが運営する保護猫カフェから、一時預かりの形で、猫(1歳以上の成猫)を引き取ることができるのだ。猫を預かっている際の食事代や医療費などは入居者負担となる。
そして、もし引っ越しをした際など猫と暮らすことができなくなった際は、キャットガーディアンに猫を返すことができる(もちろん、猫をそのまま引き取ることを選ぶ人もいる)。
設備の行き届いたペット共生型マンション
今回、案内するマンションは、JR京浜東北線「大森駅」から歩いて12分の場所にある。ペット共生型なので、ペット仕様のコンセントやペット足洗い場・水飲み場など、ペットと暮らす工夫が随所に施されている。周辺には動物病院もあり、飼育環境は抜群だ。
床はペット仕様のフローリング。壁のクロスが上下貼分けとなっているので、猫が爪とぎをして壁に傷をつけてしまっても、その部分だけ張り替えられる。
キッチンは2口ガスシステムキッチン。バスルームには、24時間浴室換気乾燥暖房機付き。
うんちダストやペット足洗い場があるのも、ペット共生型ならでは。ペットは2匹同居が可能。賃料は月額8万7,000円、共益費は8,500円。礼金はなし、敷金は猫飼育時は2カ月。なお、同物件契約の際は、保証会社の利用が必須となる。
猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。また、猫だけではなく、犬の飼育も可能だ(犬飼育時は敷金が1カ月)。
物件詳細は、「しっぽ不動産」で案内している。
レポート記事
「猫付きマンション」での、実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、東京都・目黒区のマンション、東京都・中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。