NHK紅白歌合戦史上では初となるPRソングが制作され、作詞をクリエイティブ・ディレクターの箭内道彦氏、作曲を連続テレビ小説『あまちゃん』などを手掛けた音楽家・大友良英が担当したことが19日、明らかになった。

第65回NHK紅白歌合戦のPRソングを手掛けた箭内道彦氏(左)と大友良英氏

今年の第65回NHK紅白歌合戦のテーマは「歌おう。おおみそかは全員参加で!」で、そのテーマに合わせて、PRソングを制作した。タイトルは「歌おうマーチ」。紅白史上初のTVスポットのための歌となった。

同曲を使ったTVスポットは20日から放送をスタート。司会の吉高由里子と嵐が歌った「合唱バージョン」や司会者が音符に扮して歌う「音符バージョン」、紅白への意気込みを語る「意気込みバージョン」の3種類のTVスポットが制作された。

箭内氏は、福島出身の4人で結成された猪苗代湖ズのメンバーとして2011年の第62回NHK紅白歌合戦に出場。一方の大友氏は昨年の紅白歌合戦でオープニングテーマの作曲を担当し、特別企画「あまちゃんコーナー」では演奏者としても出演した。